sp_detach_schedule (Transact-SQL)

スケジュールとジョブ間の関連付けを削除します。

構文

sp_detach_schedule 
     { [ @job_id = ] job_id | [ @job_name = ] 'job_name' } ,
        { [ @schedule_id = ] schedule_id | [ @schedule_name = ] 'schedule_name' } ,
          [ @delete_unused_schedule = ] delete_unused_schedule 

引数

  • [ @job_id= ] job_id
    スケジュールを削除するジョブの識別番号を指定します。job_id のデータ型は uniqueidentifier で、既定値は NULL です。
  • [ @job_name= ] 'job_name'
    スケジュールを削除するジョブの名前を指定します。job_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

    ms187734.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    job_id または job_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。
  • [ @schedule_id= ] schedule_id
    ジョブから削除するスケジュールの識別番号を指定します。schedule_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。
  • [ @schedule_name= ] 'schedule_name'
    ジョブから削除するスケジュールの名前を指定します。schedule_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

    ms187734.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。
  • [ @delete_unused_schedule= ] delete_unused_schedule
    未使用のジョブ スケジュールを削除するかどうかを指定します。delete_unused_schedule のデータ型は bit で、既定値は 0 です。既定値は、すべてのスケジュールが、ジョブによって参照されていない場合でも保持されることを意味します。1 に設定すると、未使用のジョブ スケジュールは、ジョブによって参照されていない場合は削除されます。

結果セット

なし

権限

既定では、このストアド プロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバです。他のユーザーには、msdb データベースの次のいずれかの SQL Server エージェント固定データベース ロールが許可されている必要があります。

  • SQLAgentUserRole
  • SQLAgentReaderRole
  • SQLAgentOperatorRole

これらのロールの権限の詳細については、「SQL Server エージェントの固定データベース ロール」を参照してください。

Microsoft SQL Server では、ユーザーがスケジュールを所有しているかどうかが判断されます。別のユーザーが所有するジョブからスケジュールを切り離せるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

次の例では、'NightlyJobs' スケジュールと 'BackupDatabase' ジョブ間の関連付けを削除します。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_detach_schedule
    @job_name = 'BackupDatabase',
    @schedule_name = 'NightlyJobs' ;
GO

参照

関連項目

sp_add_schedule (Transact-SQL)
sp_attach_schedule (Transact-SQL)
sp_delete_schedule (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手