sp_restoredbreplication (Transact-SQL)

バックアップ元以外のサーバー、データベース、またはシステムにデータベースを復元するとき、レプリケーション プロセスを実行できない場合に、レプリケーションの設定を削除します。レプリケートされたデータベースを、バックアップが作成されたサーバーやデータベースとは別のサーバーまたはデータベースに復元する場合、レプリケーションの設定は保持できません。復元の際は、サーバーによって直接 sp_restoredbreplication が呼び出され、復元されたデータベースからレプリケーション メタデータが自動的に削除されます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_restoredbreplication [ @srv_orig = ] 'original_server_name'
        , [ @db_orig = ] 'original_database_name'
    [ , [ @keep_replication = ] keep_replication ]
    [ , [ @perform_upgrade = ] perform_upgrade ]

引数

  • [ @srv_orig = ] 'original_server_name'
    バックアップが作成されたサーバーの名前を指定します。original_server_name のデータ型は sysname で、既定値はありません。
  • [ @db_orig = ] 'original_database_name'
    バックアップされたデータベースの名前を指定します。original_database_name のデータ型は sysname で、既定値はありません。
  • [ @keep_replication = ] keep_replication
    内部使用のみ。
  • [ @perform_upgrade= ] perform_upgrade
    内部使用のみ。

解説

sp_restoredbreplication は、すべての種類のレプリケーションで使用します。

権限

sp_restoredbreplication を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロール、dbcreator 固定サーバー ロール、または dbo データベース スキーマのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

参照

関連項目

レプリケーション ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手