sp_disableagentoffload (Transact-SQL)

@job_id パラメータで識別されるレプリケーション プッシュ エージェントのリモート プッシュ エージェント操作がアクティブ化されないようにします。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。

ms187756.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
リモート エージェントのアクティブ化に対するサポートは、Microsoft SQL Server 2005 以降を実行するディストリビュータに対しては廃止されています。

構文

sp_disableagentoffload [ @job_id = ] job_id
    [ , [ @offloadserver = ] 'remote_agent_server_name' ]
    [ , [ @agent_type = ] 'agent_type' ]

引数

  • [ @job_id=] 'job_id'
    リモートからのアクティブ化を無効にする、レプリケーション エージェントの SQL Server エージェント ジョブ識別子を指定します。job_id のデータ型は varbinary(16) で、既定値はありません。
  • [ @offloadserver=] 'remote_agent_server_name'
    リモート エージェントのアクティブ化に使用されるサーバーのネットワーク名を指定します。remote_agent_server_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。NULL の場合は、MSDistribution_agents テーブル内の現在の offload_server が使用されます。
  • [ @agent_type=] 'agent_type'
    エージェントのタイプを指定します。agent_type のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。既定値を指定した場合は、エージェントのタイプ (ディストリビューションまたはマージ) がシステムによって判別されます。有効な値は distributionmerge、または NULL です。

解説

sp_disableagentoffload は、別のサーバーでディストリビューション エージェントまたはマージ エージェント処理を実行できないようにするときに使用します。

sp_disableagentoffload が正常に完了すると、レプリケーション エージェントのコマンド ラインから -Offloadoffloadserver パラメータが削除されます。また、MSdistribution_agents (Transact-SQL) 内のエージェントに対する offload_enabled フィールドが 0 に設定され、'remote_agent_server_name' に新しい値が指定されていれば、これにより offload_server フィールドが更新されます。

権限

sp_disableagentoffload を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバと、指定したエージェントのサブスクリプションの所有者だけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

参照

関連項目

sp_enableagentoffload (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手