ビット演算子 (データベース エンジン)
ビットごとの演算子は、int 型データ、smallint 型データ、または tinyint 型データに使用します。~ (ビットごとの NOT) 演算子では bit 型データも使用できます。すべてのビットごとの演算子は、Transact-SQL ステートメント内でバイナリ式に変換された、1 つ以上の指定した整数値に対して演算を行います。たとえば、~ (ビットごとの NOT) 演算子はバイナリの 1 を 0 に、0 を 1 に変換します。ビットごとの演算を確認するには、10 進値を変換するか計算します。
例として 150 と 75 を加算し、225 の 10 進値を求めるとします。ただし、0 と 1 の加算というバイナリ演算も行うとします。この場合は、ビットごとの AND 演算子 (&) を使用します。
格納されている整数値 (150 や 75 などの一般的な 10 進値) をバイナリ演算用に内部変換する場合は、ビットごとの演算子を使用します。また、ビットごとの演算子は、特に正反対というわけではない NOT 値を取得する場合にも便利です。
参照
その他の技術情報
& (ビット演算子 AND) (Transact-SQL)
~ (ビット演算子 NOT) (Transact-SQL)
| (ビット演算子 OR) (Transact-SQL)
^ (ビットごとの排他的 OR) (Transact-SQL)
データ型 (Transact-SQL)