COL_LENGTH (Transact-SQL)

更新 : 2006 年 7 月 17 日

定義されている列の長さをバイト単位で返します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

COL_LENGTH ( 'table' , 'column' ) 

引数

  • 'table'
    列の長さに関する情報を取得するテーブルの名前を指定します。tablenvarchar 型の式です。
  • 'column'
    長さを取得する列の名前を指定します。columnnvarchar 型の式です。

戻り値の型

smallint

例外

エラーが発生した場合、または呼び出し元にオブジェクトの表示権限がない場合は、NULL が返されます。

SQL Server 2005 では、そのユーザーが所有しているか、または権限を与えられているセキュリティ保護可能なアイテムのメタデータのみを表示できます。つまり、オブジェクトに対する権限がユーザーに与えられていない場合、メタデータを生成する組み込み関数 (COL_LENGTH など) が NULL を返す可能性があります。詳細については、「メタデータ表示の構成」および「メタデータ表示のトラブルシューティング」を参照してください。

解説

max 指定子 (varchar(max)) で宣言される varchar 型の列の場合、COL_LENGTH では値 -1 が返されます。

次の例では、varchar(40) 型と nvarchar(40) 型の列の値を返します。

USE AdventureWorks;
GO
CREATE TABLE t1
   (c1 varchar(40),
    c2 nvarchar(40)
   );
GO
SELECT COL_LENGTH('t1','c1')AS 'VarChar',
      COL_LENGTH('t1','c2')AS 'NVarChar';
GO
DROP TABLE t1;

以下に結果セットを示します。

VarChar     NVarChar
40          80

参照

関連項目

式 (Transact-SQL)
メタデータ関数 (Transact-SQL)
COL_NAME (Transact-SQL)
COLUMNPROPERTY (Transact-SQL)

その他の技術情報

列プロパティの変更

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 7 月 17 日

追加内容 :
  • 「例外」を追加。