VARP (Transact-SQL)
指定した式のすべての値について、母集団に対する統計的変位を返します。後に OVER 句が続く場合があります。
構文
VARP ( [ ALL | DISTINCT ] expression )
引数
- ALL
すべての値にこの関数を適用します。ALL は既定値です。
- DISTINCT
重複する値は 1 つだけカウントします。
- expression
bit 型を除く、真数型または概数型の式を指定します。集計関数とサブクエリは使用できません。
戻り値の型
float
解説
SELECT ステートメントのすべてのアイテムで VARP を使用すると、結果セットの各値が計算に含められます。VARP は、数値型列に対して使用できます。NULL 値は無視されます。
例
次の例では、SalesPerson
テーブルにあるすべてのボーナス値を対象として、母集団に対する統計的変位を返します。
USE AdventureWorks;
GO
SELECT VARP(Bonus)
FROM Sales.SalesPerson;
GO
参照
関連項目
集計関数 (Transact-SQL)
OVER 句 (Transact-SQL)