sp_helparticledts (Transact-SQL)
Microsoft Visual Basic を使って変換サブスクリプションを作成するときに使用する、正しいカスタム タスク名に関する情報を取得します。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。
構文
sp_helparticledts [ @publication = ] 'publication', [ @article = ] 'article'
引数
- [ @publication =] 'publication'
パブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。
- [ @article=] 'article'
パブリケーション内のアーティクルの名前を指定します。article のデータ型は sysname で、既定値はありません。
結果セット
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
pre_script_ignore_error_task_name |
sysname |
スナップショット データをコピーする前に発生するプログラミング タスクのタスク名。スクリプト エラーが発生しても、プログラムはそのまま実行されます。 |
pre_script_task_name |
sysname |
スナップショット データをコピーする前に発生するプログラミング タスクのタスク名。エラーが発生すると、プログラムの実行は中止します。 |
transformation_task_name |
sysname |
データ ドリブン クエリ タスクを使用する場合の、プログラミング タスクのタスク名。 |
post_script_ignore_error_task_name |
sysname |
スナップショット データをコピーした後に発生するプログラミング タスクのタスク名。スクリプト エラーが発生しても、プログラムはそのまま実行されます。 |
post_script_task_name |
sysname |
スナップショット データをコピーした後に発生するプログラミング タスクのタスク名。エラーが発生すると、プログラムの実行は中止します。 |
解説
sp_helparticledts は、スナップショット レプリケーションおよびトランザクション レプリケーションで使用します。
レプリケーション データ変換サービス (DTS) プログラム内のタスクに名前を付ける場合は、レプリケーション エージェントで要求される名前付け規則に従う必要があります。SQL 実行タスクなどのカスタム タスクの場合、その名前は、アーティクル名、プレフィックス、およびオプションの部分で構成される連結文字列です。コードを記述するときには、この結果セットで正しいタスク名を確認できます。
権限
sp_helparticledts を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
参照
関連項目
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)