別名データ型を使用した作業

別名型は SQL Server 2005 のシステム データ型に基づいています。別名型は、複数のテーブルで同じ型のデータを 1 列に格納する必要があり、このような列のデータ型、長さ、および NULL 値の許容属性を同じにする必要がある場合に使用できます。たとえば、postal_code という別名型を char データ型に基づいて作成できます。別名型はテーブル変数ではサポートされません。

別名データ型を作成するときは、次のパラメータを指定する必要があります。

  • 名前
  • 新しいデータ型の基になるシステム データ型
  • NULL 値の許容属性 (データ型で NULL 値が許容されるかどうか)
    NULL 値の許容属性を明示的に定義しないと、データベースまたは接続の ANSI null default の設定に基づいて割り当てられます。
ms189283.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
別名型を model データベースに作成すると、その別名型はすべての新しいユーザー定義データベースに存在します。ただし、別名データ型をユーザー定義データベースに作成すると、そのデータ型はそのユーザー定義データベース内にだけ存在します。
ms189283.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
別名データ型を削除しても、データ型が削除されたバッチのテーブル変数によって、削除後も参照できます。

参照

概念

データ型 (データベース エンジン)

その他の技術情報

CREATE TYPE (Transact-SQL)
DROP TYPE (Transact-SQL)
ALTER TABLE (Transact-SQL)
CREATE TABLE (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手