[ログ リーダー エージェントのセキュリティ]

[ログ リーダー エージェントのセキュリティ] ダイアログ ボックスを使用すると、次の指定ができます。

  • ログ リーダー エージェントをディストリビュータで実行する Microsoft Windows アカウント。エージェント プロセスがこのアカウントで実行されるため、Windows アカウントはプロセス アカウントとも呼ばれます。
  • ログ リーダー エージェントが Microsoft SQL Server パブリッシャへの接続を作成するコンテキスト。接続は、Windows アカウントを借用して作成されるか、指定した SQL Server アカウントのコンテキストで作成されます。
    ms189405.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    パブリッシャおよびディストリビュータが同じコンピュータ上にある場合でも、ログ リーダー エージェントはパブリッシャへの接続を作成します。ログ リーダー エージェントはディストリビュータへの接続も作成します。これらの接続は必ず、エージェントが実行される Windows アカウントを借用して作成されます。
    Oracle パブリッシャの場合、ログ リーダー エージェントがパブリッシャに接続するコンテキストを **\[パブリッシャのプロパティ\]** ダイアログ ボックス (**\[ディストリビュータのプロパティ\]** ダイアログ ボックスから使用可能) で指定します。詳細については、「[レプリケーションのセキュリティ設定を表示および変更する方法 (SQL Server Management Studio)](ms151761\(v=sql.90\).md)」を参照してください。

すべてのアカウントが有効で、各アカウントに対して指定された正しいパスワードを持っている必要があります。アカウントおよびパスワードは、エージェントが実行されるまで検証されません。

オプション

[プロセス アカウント]

ログ リーダー エージェントをディストリビュータで実行する Windows アカウントを入力します。指定した Windows アカウントは少なくともディストリビューション データベースで db_owner 固定データベース ロールのメンバである必要があります。

[パスワード][パスワードの確認入力]

Windows アカウントのパスワードを入力します。

[パブリッシャに接続]

ログ リーダー エージェントがパブリッシャに接続するのに [プロセス アカウント] テキスト ボックスで指定されたアカウントを借用する必要があるか、SQL Server アカウントを使用する必要があるかを選択します。SQL Server アカウントの使用を選択した場合、SQL Server ログインとパスワードを入力します。

ms189405.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
Microsoft は、SQL Server のアカウントの使用ではなく、Windows アカウントの借用を選択することをお勧めします。

接続に使用される Windows アカウントまたは SQL Server アカウントは、少なくとも、パブリケーション データベースの db_owner 固定データベース ロールのメンバである必要があります。

参照

その他の技術情報

レプリケーションのログインとパスワードの管理
レプリケーション エージェントのセキュリティ モデル
レプリケーション エージェントの概要
レプリケーション セキュリティの推奨事項

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手