[モデルのプロパティ] ([ドリルスルー レポート] ページ)

このページを使用すると、定義済みのパブリッシュされたレポート ビルダのレポートを、モデル内の特定のエンティティにマップできます。レポートを特定のエンティティにマップすると、そのアイテムに移動したユーザーは、レポート サーバーによって生成された一時レポートではなく、カスタム レポートを取得できます。カスタム レポートを提供する場合、レポートの単一インスタンスおよび複数インスタンスの両方のバージョンを含める必要があります。単一インスタンスまたは複数インスタンスのどちらのレポートが実行時にユーザーに表示されるかは、ユーザーが特定のエンティティに移動するために使用するデータ パスで決まります。レポートのどちらかのバージョンが必要ないということを、事前に知ることができない場合があります。

エンティティにマップするカスタム レポートは、レポート サーバー フォルダ階層を通して安全性が確保されています。レポートを特定のエンティティにマップした場合、そのレポートに移動したユーザーがレポートにアクセスできないときは、カスタム レポートではなく、レポート サーバーによって生成された一時レポートがユーザーに提供されます。

アクセス可能な任意のレポートを選択できますが、構成する対象のモデル用に作成されたレポートのみを選択してください。ドリルスルー レポートの要件の詳細については、「モデルの管理」を参照してください。

オプション

  • モデル アイテムの階層
    カスタマイズされたレポートを提供する、対象のモデル名前空間内のエンティティを表示します。
  • [単一のインスタンス]
    ユーザーの移動によって単一インスタンス データのビューが必要な場合は、使用するカスタム レポートを指定します。参照ボタンをクリックして、使用するレポートを選択します。
  • [複数のインスタンス]
    ユーザーの移動によって複数インスタンス データのビューが必要な場合は、使用するカスタム レポートを指定します。参照ボタンをクリックして、使用するレポートを選択します。

参照

関連項目

オブジェクト エクスプローラ Reporting Services の F1 ヘルプ

その他の技術情報

レポート モデルを使用するアドホック レポート機能
モデルの管理

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手