sp_ivindexhasnullcols (Transact-SQL)
インデックス付きビューを使ってトランザクション パブリケーションを作成する場合に、インデックス付きビューのクラスタ化インデックスが一意であることと、NULL 値が許容される列を含まないことを検証します。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。
構文
sp_ivindexhasnullcols [ @viewname = ] 'view_name'
, [ @fhasnullcols= ] field_has_null_columns OUTPUT
引数
- [ @viewname= ] 'view_name'
検証するビューの名前を指定します。view_name のデータ型は sysname で、既定値はありません。
[ @fhasnullcols= ] field_has_null_columns OUTPUT
NULL が許容される列がビュー インデックスにあるかどうかを示すフラグです。view_name のデータ型は sysname で、既定値はありません。NULL が許容される列がビュー インデックスにある場合は、値 1 が返されます。NULL が許容される列がビューにない場合は、値 0 が返されます。メモ : ストアド プロシージャ自体から、ストアド プロシージャの実行失敗を表す 1 の戻りコードが返される場合、この値は 0 になるので無視してください。
解説
sp_ivindexhasnullcols は、トランザクション レプリケーションで使用します。
既定では、サブスクライバ側でパブリケーション内のインデックス付きビュー アーティクルはテーブルとして作成されます。ただし、インデックス列で NULL 値が許容される場合、サブスクライバ側でインデックス付きビューはテーブルではなくインデックス付きビューとして作成されます。このストアド プロシージャを実行することによって、現在のインデックス付きビューにこの問題があるかどうかをユーザーに知らせることができます。
権限
sp_ivindexhasnullcols を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
参照
関連項目
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)