レプリケーションに対して CHECK 制約を無効にする方法 (Visual Database Tools)
更新 : 2006 年 12 月 12 日
SQL Server 2005 では、レプリケーションを使用してテーブルをパブリッシュした場合、レプリケーション エージェントが実行する操作に対しては CHECK 制約が自動的に無効になります。レプリケーション エージェントがサブスクライバ側で挿入または更新を実行した場合、制約のチェックは行われません。ユーザーが挿入または更新を実行した場合は、制約のチェックが行われます。制約がレプリケーション エージェントに対して無効になるのは、データが最初に挿入または更新された際に、発行者側で既に制約がチェックされているためです。詳細については、「NOT FOR REPLICATION を使用した制約、ID、およびトリガの制御」を参照してください。
CHECK 制約はレプリケーションに対して明示的に無効にすることもできます。これは、以前のバージョンの SQL Server からのデータをパブリッシュする場合に便利です。
レプリケーションに対して CHECK 制約を無効にするには
オブジェクト エクスプローラで、変更する制約が設定されているテーブルを展開し、[制約] フォルダを展開します。
制約を右クリックし、[デザイン] (SP1 以前の場合は [変更]) をクリックします。
[制約のチェック] ダイアログ ボックスで、[レプリケーションに対して適用] の値として [いいえ] を選択します。
[閉じる] をクリックします。