sp_helpsubscriberinfo (Transact-SQL)

サブスクライバに関する情報を表示します。このストアド プロシージャは、任意のデータベース上のパブリッシャ側で実行されます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helpsubscriberinfo [ [ @subscriber =] 'subscriber']
    [ , [ @publisher = ] 'publisher' ]

引数

  • [ @subscriber = ] 'subscriber'
    サブスクライバの名前を指定します。subscriber のデータ型は sysname で、既定値は % です。既定値はすべての情報を返すことを意味します。
  • [ @publisher = ] 'publisher'
    パブリッシャの名前を指定します。publisher のデータ型は sysname で、既定値は現在のサーバーの名前です。

    ms190494.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    Oracle パブリッシャの場合を除き、publisher は指定しないでください。

結果セット

列名 データ型 説明

publisher

sysname

パブリッシャの名前。

subscriber

sysname

サブスクライバの名前。

type

tinyint

サブスクライバの種類。

0 = Microsoft SQL Server データベース、1 = ODBC データ ソース。

login

sysname

SQL Server 認証のログイン ID。

password

sysname

SQL Server 認証のパスワード。

commit_batch_size

int

サポートされていません。

status_batch_size

int

サポートされていません。

flush_frequency

int

サポートされていません。

frequency_type

int

ディストリビューション エージェントを実行する頻度。

1 = 1 回

2 = 要求時

4 = 毎日

8 = 毎週

16 = 毎月

32 = 月単位

64 = 自動開始

128 = 定期的

frequency_interval

int

frequency_type で設定した頻度に適用する値。

frequency_relative_interval

int

frequency_type32 (月単位) に設定されている場合に、ディストリビューション エージェントが使用される日付。

1 = 第 1 週

2 = 第 2 週

4 = 第 3 週

8 = 第 4 週

16 = 最終週

frequency_recurrence_factor

int

frequency_type で使用される繰り返し係数。

frequency_subday

int

定義した期間にスケジュールを組み直す頻度。

1 = 1 回

2 = 秒

4 = 分

8 = 時間

frequency_subday_interval

int

frequency_subday の間隔。

active_start_time_of_day

int

ディストリビューション エージェントを最初にスケジュールに組み込んだ時刻。形式は HHMMSS です。

active_end_time_of_day

int

ディストリビューション エージェントのスケジュールへの組み込みを停止した時刻。形式は HHMMSS です。

active_start_date

int

ディストリビューション エージェントを最初にスケジュールに組み込んだ日付。形式は YYYYMMDD です。

active_end_date

int

ディストリビューション エージェントのスケジュールへの組み込みを停止した日付。形式は YYYYMMDD です。

retryattempt

int

サポートされていません。

retrydelay

int

サポートされていません。

description

nvarchar(255)

サブスクライバのテキストによる説明。

security_mode

int

実装されているセキュリティ モード。

0 = SQL Server 認証。

1 = Microsoft Windows 認証。

frequency_type2

int

マージ エージェントを実行する頻度。

1 = 1 回

2 = 要求時

4 = 毎日

8 = 毎週

16 = 毎月

32 = 月単位

64 = 自動開始

128 = 定期的

frequency_interval2

int

frequency_type で設定した頻度に適用する値。

frequency_relative_interval2

int

frequency_type が 32 (月単位) に設定されている場合に、マージ エージェントが実行される日付。

1 = 第 1 週

2 = 第 2 週

4 = 第 3 週

8 = 第 4 週

16 = 最終週

frequency_recurrence_factor2

int

frequency_type. で使用される繰り返し係数。

frequency_subday2

int

定義した期間にスケジュールを組み直す頻度。

1 = 1 回

2 = 秒

4 = 分

8 = 時間

frequency_subday_interval2

int

frequency_subday の間隔。

active_start_time_of_day2

int

マージ エージェントを最初にスケジュールに組み込んだ時刻。形式は HHMMSS です。

active_end_time_of_day2

int

マージ エージェントのスケジュールへの組み込みを停止した時刻。形式は HHMMSS です。

active_start_date2

int

マージ エージェントを最初にスケジュールに組み込んだ日付。形式は YYYYMMDD です。

active_end_date2

int

マージ エージェントのスケジュールへの組み込みを停止した日付。形式は YYYYMMDD です。

解説

sp_helpsubscriberinfo は、スナップショット レプリケーション、トランザクション レプリケーション、マージ レプリケーションで使用します。

権限

sp_helpsubscriberinfo を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロール、db_owner 固定データベース ロール、またはパブリケーションのパブリケーション アクセス リストのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

参照

関連項目

sp_adddistpublisher (Transact-SQL)
sp_addpullsubscription (Transact-SQL)
sp_changesubscriber (Transact-SQL)
sp_dboption (Transact-SQL)
sp_dropsubscriber (Transact-SQL)
sp_helpdistributor (Transact-SQL)
sp_helpserver (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手