ObjectReferenceTracker.AddReference Method

このメソッドは、参照追跡リストに参照を追加します。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.ManagedDTS (microsoft.sqlserver.manageddts.dll 内)

構文

'宣言
Public Sub AddReference ( _
    objectNameOrID As String, _
    refType As DTSObjectReferenceType, _
    ByRef refListID As Integer _
)
public void AddReference (
    string objectNameOrID,
    DTSObjectReferenceType refType,
    ref int refListID
)
public:
void AddReference (
    String^ objectNameOrID, 
    DTSObjectReferenceType refType, 
    int% refListID
)
public void AddReference (
    String objectNameOrID, 
    DTSObjectReferenceType refType, 
    /** @ref */ int refListID
)
JScript は、値と型の引数の参照渡しをサポートしていません。

パラメータ

  • objectNameOrID
    リストを所有するオブジェクトの名前または ID です。追跡する新しい参照は、このリストに追加します。
  • refType
    追跡する参照の種類です。有効な値は、DTSObjectReferenceType 列挙に含まれる値です。
  • refListID
    参照リストの ID です。

解説

このメソッドは、objectNameOrID パラメータで指定した名前のオブジェクトに対する参照を、指定した refListID で参照リストに追加します。この参照の種類は refType で指定します。リストを作成する場合は、refListID に 0 を渡します。このメソッドが値を返す際に、新しく作成されたリストの ID が refListID に格納されます。このリストには新しいエントリが 1 つ含まれます。返された refListID を後続の呼び出しで使用することにより、同じリストに別の参照を追加できます。

このメソッドは、参照トラッカ システムから参照リスト全体を削除します。リストを所有するオブジェクトが破棄される際に、このメソッドを呼び出す必要があります。リストを所有するオブジェクトが更新され、新しいリストが作成される際にも、このメソッドが役立ちます。たとえば、条件分割変換で出力時の式が変更されると、この式の参照リストが破棄され、新しい式の解析時にリストが新規作成されます。

refListID パラメータは、新しいリストが生成されるときに、AddReference メソッドを使用して作成されます。AddReference メソッドは、新しく作成されたリストの ID を含む refListID を返します。この refListID を後続の呼び出しで使用することにより、同じリストに別の参照を追加したり、リストから参照を削除したり、リストを破棄したりできます。また、SetListInfo メソッドでこのパラメータを使用することもできます。

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では共有 ) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

対象プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

参照

関連項目

ObjectReferenceTracker Class
ObjectReferenceTracker Members
Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime Namespace