Row Count Spool プラン表示操作

Row Count Spool 操作では入力がスキャンされて存在する行数がカウントされ、同数の行がデータなしで返されます。この操作は、行に含まれているデータではなく、行の存在チェックが重要な場合に使用されます。たとえば、Nested Loops 操作で左半結合操作が実行され、結合述語が内部入力に適用される場合、Nested Loops 操作の内部入力の上に Row Count Spool が配置されることがあります。その後、Nested Loops 操作では、Row Count Spool 操作から出力される行数が特定され (内部からの実際のデータは必要ないため)、外部行を返すかどうかが判断されます。

Row Count Spool は物理操作です。

Row Count Spool 操作アイコングラフィカルな実行プランのアイコン

参照

処理手順

実際の実行プランを表示する方法

関連項目

Nested Loops プラン表示操作

概念

論理操作と物理操作のリファレンス
プラン表示 SET オプションを使用した実行プランの表示 (Transact-SQL)
入れ子になっているループ結合について

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手