Lazy Spool プラン表示操作
Lazy Spool 論理操作では、tempdb データベースに格納された非表示の一時オブジェクトに入力からの各行を格納します。この操作が再度使用され (Nested Loops 操作で使用される場合など)、再バインドが不要な場合は、入力を再スキャンする代わりにスプールされたデータが使用されます。再バインドが必要な場合は、スプールされたデータが破棄され、(再バインドされる) 入力の再スキャンによりスプール オブジェクトが再構築されます。
Lazy Spool 操作のスプール ファイルは "レイジー" 手法で構築されます。つまり、1 回にすべての行を処理するのではなく、スプールの親操作から行が要求されるたびに入力操作から行を取得し、その行をスプールに格納します。
Lazy Spool は論理操作です。
グラフィカルな実行プランのアイコン
参照
処理手順
関連項目
概念
論理操作と物理操作のリファレンス
プラン表示 SET オプションを使用した実行プランの表示 (Transact-SQL)