プログラムによるパッケージの作成
新規 : 2005 年 12 月 5 日
パッケージを動的に作成する必要がある場合、または開発環境以外で Integration Services パッケージを管理および実行する必要がある場合は、プログラムでパッケージを操作できます。この場合、次に示すような一連の方法があります。
- 既存のパッケージを読み込んで、変更せずに実行します。
- 既存のパッケージを読み込み、(別のデータ ソースを指定するなど) 再構成してから実行します。
- 新しいパッケージを作成し、オブジェクト単位やプロパティ単位でコンポーネントを追加および構成し、保存してから実行します。
Integration Services オブジェクト モデルを使用すると、任意のマネージ プログラミング言語でパッケージを作成、構成、および実行するコードを記述できます。たとえば、選択したデータ ソースとそのテーブルおよび列に基づいて、パッケージの接続またはデータ ソース、変換、および変換先を構成するメタデータ ドリブン パッケージの作成が必要になる場合があります。
ここでは、プログラムを使用してパッケージを行単位で作成および構成する方法を説明し、その例を示します。パッケージ プログラミングの最も簡単な方法では、「プログラムによるパッケージの管理」に示すように、既存のパッケージを読み込んで、変更せずに実行できます。
ここに示されていない中レベルの方法としては、既存のパッケージをテンプレートとして読み込み、再構成 (異なるデータ ソースの指定など) してから実行する方法があります。ここに記載された情報を使用して、パッケージ内の既存のオブジェクトを変更することもできます。
メモ : |
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既存のパッケージをテンプレートとして使用し、データ フロー内の既存の列を変更する場合、状況によっては、既存の列を削除してから、影響を受けるコンポーネントの ReinitializeMetaData メソッドを呼び出す必要があります。 |
このセクションの内容
トピック | 説明 |
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プログラムを使用してパッケージを作成する方法について説明します。 |
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タスクをパッケージに追加する方法について説明します。 |
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パッケージ内のコンテナおよびタスクの実行を、前に実行したタスクまたはコンテナの結果に基づいて制御する方法について説明します。 |
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接続マネージャをパッケージに追加する方法について説明します。 |
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パッケージの実行中に、変数を追加および使用する方法について説明します。 |
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パッケージおよびタスク イベントを処理する方法について説明します。 |
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パッケージまたはタスクのログ記録を有効にし、カスタム フィルタをログ イベントに適用する方法について説明します。 |
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データ フロー タスクおよびそのコンポーネントを追加して構成する方法について説明します。 |
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ローカル コンピュータにインストールされているコンポーネントの検出方法について説明します。 |
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コンポーネントをデータ フロー タスクに追加する方法について説明します。 |
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2 つのデータ フロー コンポーネントの接続方法について説明します。 |
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データ フローの上流コンポーネントによってコンポーネントに提供される入力列から、使用する入力列を選択する方法について説明します。 |
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プログラムを使用してパッケージを保存する方法について説明します。 |
参照
トピック | 説明 |
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事前に定義されている Integration Services エラー コードと、そのシンボル名および説明の一覧を示します。 |
関連するセクション
トピック | 説明 |
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スクリプト タスクを使用した制御フローの拡張方法と、スクリプト コンポーネントを使用したデータ フローの拡張方法について説明します。 |
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複数のパッケージで使用するプログラム カスタム タスク、データ フロー コンポーネント、およびその他のパッケージ オブジェクトを作成する方法について説明します。 |
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パッケージおよびパッケージが保存されているフォルダを列挙、実行、管理する方法について説明します。 |
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オプションのインストール コンポーネントとして使用できる Integration Services プログラミング サンプルを一覧で示し、説明します。 |
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組み込みの Integration Services データ フローの変換元、変換、変換先のカスタム プロパティについて説明します。 |
参照
概念
その他の技術情報
SQL Server Integration Services
Integration Services 開発者向けの情報
Integration Services の開発に関する機能強化