SAP NetWeaver BI MDX クエリで変数を設定する方法 (レポート デザイナ)

新規 : 2006 年 4 月 14 日

SAP NetWeaver Business Intelligence データ ソースから取得するデータをフィルタ選択するには、データ ソースに Query キューブ定義の一部として定義されている変数を使用します。変数は、Query キューブの作成時にデータ ソースに対して定義されます。

既存の変数を表示して、静的な値を変数に割り当てるには、[変数] ダイアログ ボックスを使用します。[変数] ダイアログ ボックスは次の方法で表示できます。

  • [データ] ビューでグラフィカル クエリ デザイナのクエリ モードを使用し、変数ペインからクエリ ペインに既存の変数をドラッグします。
ms365165.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
パラメータに対する有効な値の一覧が [変数] ダイアログ ボックスによって自動的に設定されるわけではありません。

手順

クエリ デザイナのデザイン ビューで変数を定義するには

  1. [データ] ビューで、グラフィカル クエリ デザイナのデザイン モードを使用し、キューブのドロップダウン リストから Query キューブを選択します。

  2. ツール バーの [変数] ([クエリ パラメータ] ダイアログ ボックスのアイコン) ボタンをクリックします。

    このボタンは、Query キューブを選択した場合にのみ有効になります (InfoCubes では無効)。

  3. [クエリ パラメータ][パラメータ] に、パラメータ名を入力します。

    ms365165.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    このパラメータ名は、クエリ内で指定したパラメータ名と一致する必要があります。アットマーク (@) 記号は入力しないでください。クエリ内の各パラメータに対して 1 つのパラメータを指定する必要があります。
  4. [値] には、パラメータの既定値を入力します。

    ms365165.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    この値は、デザイナの結果ビューで使用されます。クエリ パラメータがレポート パラメータに関連付けられている場合は、この値とは別にレポート パラメータの既定値を変更することができます。
  5. 一覧内でパラメータを上下に移動するには上下の矢印ボタンを使用し、一覧からパラメータを削除するには削除ボタン ([X]) を使用します。

  6. [OK] をクリックします。

参照

概念

Analysis Services の MDX クエリ デザイナの使用 (クエリ モード)
Analysis Services DMX クエリ デザイナの使用
レポート デザイナの操作方法に関するトピック

その他の技術情報

レポート デザイナの F1 ヘルプ

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手