リソース ガバナ プロパティの F1 ヘルプ

このページでは、リソース ガバナ コンポーネントを作成または構成します。

オプション

  • [分類関数名]
    分類関数を一覧から選択して指定します。

  • [リソース ガバナの有効化]
    チェック ボックスをオンまたはオフにしてリソース ガバナを有効または無効にします。

  • [リソース プール]
    提供されるグリッドを使用して、リソース プール構成を作成または変更します。このグリッドには、あらかじめ定義されている内部プールおよび既定プールの情報が設定されています。プールの行の最初の列をクリックして、使用するプールを選択します。新しいリソース プールを作成するには、先頭にアスタリスク (*) が付いている行をクリックします。

    • [名前]
      リソース プールの名前を指定します。

    • [最小 CPU %]
      CPU の競合がある場合に、リソース プールのすべての要求に保証される平均 CPU 帯域幅を指定します。範囲は 0 ~ 100 です。

    • [最大 CPU %]
      CPU の競合がある場合に、このリソース プールのすべての要求に割り当てられる最大平均 CPU 帯域幅を指定します。範囲は 0 ~ 100 です。既定の設定は 100 です。

    • [最小メモリ %]
      このリソース プール用に確保され、他のリソース プールとは共有できないメモリ量の最小値を指定します。範囲は 0 ~ 100 です。

    • [最大メモリ %]
      このリソース プールの要求で使用できる合計サーバー メモリを指定します。範囲は 0 ~ 100 です。既定の設定は 100 です。

    詳細については、「CREATE RESOURCE POOL (Transact-SQL)」を参照してください。

  • [リソース プールのワークロード グループ]
    提供されるグリッドを使用して、ワークロード グループ構成を作成または変更します。このグリッドには、あらかじめ定義されている内部グループおよび既定グループの情報が設定されています。グループの行の最初の列をクリックして、使用するグループを選択します。新しいワークロード グループを作成するには、先頭にアスタリスク (*) が付いている行をクリックします。

    • [名前]
      ワークロード グループの名前を指定します。

    • [重要度]
      ワークロード グループでの要求の相対的な重要度を指定します。使用可能な設定は [低]、[中]、および [高] です。

    • [最大要求数]
      ワークロード グループで実行を許可する同時要求の最大数を指定します。0 または正の整数を指定する必要があります。

    • [CPU 時間 (秒)]
      要求が使用できる最大 CPU 時間を指定します。0 または正の整数を指定する必要があります。0 を指定すると、時間は無制限になります。

    • [メモリ許可 (%)]
      1 つの要求にプールから割り当てられる最大メモリ容量を指定します。範囲は 0 ~ 100 です。

    • [許可のタイムアウト (秒)]
      クエリが失敗する前に、リソースが使用可能になるのをそのクエリが待機できる最大時間を指定します。0 または正の整数を指定する必要があります。

    • [並列処理の次数]
      並列要求の最大 DOP (並列処理の次数) を指定します。範囲は 0 ~ 64 です。

    詳細については、「CREATE WORKLOAD GROUP (Transact-SQL)」を参照してください。

解説

ワークロード グループまたはリソース プールを削除するには、ワークロード グループまたはリソース プールの行を選択し、行の先頭にあるポインタを右クリックして [削除] をクリックし、[OK] をクリックします。

ワークロード グループを移動するには、ワークロード グループの行を選択し、行の先頭にあるポインタを右クリックして [移動先] をクリックし、新しい場所を指定して、[OK] をクリックします。

ワークロード グループまたはリソース プールを追加、削除、または移動してから [OK] をクリックすると、ALTER RESOURCE GOVERNOR RECONFIGURE ステートメントが実行されます。

注意

Transact-SQL ステートメントを使用してリソース ガバナの構成を変更する場合、変更を適用するには、ALTER RESOURCE GOVERNOR RECONFIGURE ステートメントを明示的に実行する必要があります。詳細については、「ALTER RESOURCE GOVERNOR (Transact-SQL)」を参照してください。

sys.dm_resource_governor_configuration 動的管理ビューにクエリを実行して is_configuration_pending の現在の状態を取得することにより、構成が保留中かどうかを確認できます。

リソース プールまたはワークロード グループの作成操作または再構成操作が失敗した場合は、プロパティ ページのタイトルの下に簡単なエラー メッセージが表示されます。詳細なエラー メッセージを表示するには、エラー メッセージの下矢印をクリックします。