ALTER FULLTEXT STOPLIST (Transact-SQL)
現在のデータベースの既定のフルテキスト ストップ リストに対してストップ ワードを挿入または削除します。
重要 |
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CREATE FULLTEXT STOPLIST は互換性レベル 100 に対してのみサポートされます。互換性レベル 80 および 90 の場合は、常にシステム ストップ リストがデータベースに割り当てられます。 |
構文
ALTER FULLTEXT STOPLIST stoplist_name
{
ADD [N] 'stopword' LANGUAGE language_term
| DROP
{
'stopword' LANGUAGE language_term
| ALL LANGUAGE language_term
| ALL
}
;
引数
stoplist_name
変更するストップ リストの名前を指定します。stoplist_name には、最大 128 文字まで指定できます。'stopword'
指定した言語で言語的な意味を持つ単語の場合や言語的な意味のないトークンの場合がある文字列を指定します。stopword の上限は最大トークン長 (64 文字) です。ストップ ワードは Unicode 文字列として指定できます。LANGUAGE language_term
追加または削除する stopword に関連付ける言語を指定します。language_term には、次のように、言語のロケール識別子 (LCID) に対応する文字列、整数、または 16 進数の値を指定できます。
形式
説明
文字列
language_term には、sys.syslanguages (Transact-SQL) 互換性ビューの alias 列の値と同じ値を指定します。文字列の場合は、'language_term' のように引用符 (') で囲む必要があります。
整数
language_term には、言語の LCID を指定します。
16 進数
language_term には、「0x」の後に LCID の 16 進数の値を指定します。16 進数の値は、先頭の 0 を含め、8 桁以内で指定してください。値を 2 バイト文字セット (DBCS) の形式で指定すると、SQL Server で Unicode に変換されます。
ADD 'stopword' LANGUAGE language_term
LANGUAGE language_term で指定した言語のストップ リストにストップ ワードを追加します。指定したキーワードの組み合わせと言語の LCID 値がストップ リスト内で一意でない場合、エラーが返されます。LCID 値が登録言語に対応していない場合は、エラーが生成されます。
DROP { 'stopword' LANGUAGE language_term | ALL LANGUAGE language_term | ALL }
ストップ リストからストップ ワードを削除します。'stopword' LANGUAGE language_term
language_term で指定した言語の指定したストップ ワードを削除します。ALL LANGUAGE language_term
language_term で指定した言語のストップ ワードをすべて削除します。ALL
ストップ リストのストップ ワードをすべて削除します。
説明
なし
権限
ストップ リストをデータベースの既定のストップ リストとして指定するには、ALTER DATABASE 権限が必要です。それ以外の変更をストップ リストに対して行うには、ストップ リストの所有者であるか、db_owner 固定データベース ロールまたは db_ddladmin 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。
例
次の例では、CombinedFunctionWordList というストップ リストを変更して、単語 'en' をまずスペイン語用に、次にフランス語用に追加します。
ALTER FULLTEXT STOPLIST CombinedFunctionWordList ADD 'en' LANGUAGE 'Spanish';
ALTER FULLTEXT STOPLIST CombinedFunctionWordList ADD 'en' LANGUAGE 'French';
関連項目