[サーバーへの接続] ([追加の接続パラメーター] ページ)
SQL Server Management Studio の [接続先] ダイアログ ボックスには、オプションとして最も一般的な接続文字列値が表示されます。[追加の接続パラメーター] ページを使用すると、接続文字列に接続パラメーターをさらに追加できます。
追加の接続パラメーターには、任意の ODBC 接続パラメーターを使用できます。
追加の接続パラメーターは、;parameter1=value1;parameter2=value2 という形式で追加する必要があります。
[追加の接続パラメーター] ページを使用して追加したパラメーターは、[接続先] ダイアログ ボックスのオプションを使用して選択したパラメーターに追加されます。
指定した各パラメーターの最後のインスタンスは、そのパラメーターの前のインスタンスよりも優先されます。[追加の接続パラメーター] ページを使用して追加したパラメーターは、[ログイン] タブまたは [接続プロパティ] タブで指定したパラメーターより優先されます。たとえば、[ログイン] タブの [サーバー名] で「SERVER1」と指定し、[追加の接続パラメーター] ページで「;SERVER=SERVER2」と指定した場合、SERVER2 に接続されます。
[追加の接続パラメーター] ページで追加したパラメーターは、常にプレーン テキストとして渡されます。
セキュリティに関する注意 [追加の接続パラメーター] ページにはログイン資格情報やパスワードを含めないでください。このタブで指定したパラメーターは、ネットワーク経由で渡されるときに暗号化されません。代わりに [ログイン] タブを使用してください。
[追加の接続パラメーター] ページを表示するには
Management Studio で、[クエリ] メニューの [接続] をポイントし、[接続] をクリックします。
[接続先] ダイアログ ボックスで、[オプション] をクリックし、[追加の接続パラメーター] タブをクリックします。
例
例 A: データベース エンジンへの接続
ACCOUNTING というサーバーの AdventureWorks2008R2 データベースに接続するには、[追加の接続パラメーター] ページに次のように入力します。
;SERVER=ACCOUNTING;DATABASE=AdventureWorks2008R2
例 B: Analysis Services への接続
分析サーバーに接続し、通知をリッスンするすべてのパーティションに対するクエリが (キャッシュをバイパスして) リアルタイムで実行されるようにして、書き戻しのタイムアウト値を 5 に設定するには、[追加の接続パラメーター] ページに次のように入力します。
;Real Time Olap=TRUE;Writeback Timeout=5