Teradata ベースのレポート モデルの主キーを作成する方法 (Reporting Services)

レポート サーバーで、Teradata データベースへの接続文字列を指定する共有データ ソースから Teradata ベースのモデルを作成できます。モデルを生成すると、そのモデルには、テーブルおよびビューの主キーを自動的に指定するデータ ソース ビューが含まれます。モデルを表示または変更するには、Business Intelligence Development Studio でモデルをレポート モデル プロジェクトに読み込みます。

このトピックで説明する手順には、ネイティブ モードで構成されたレポート サーバーに Teradata ベースのモデルを作成する手順が含まれています。

共有データ ソースを作成するには

  1. レポート マネージャーを起動します。

  2. レポート マネージャーで、新しいデータ ソースを作成する権限を持っているフォルダーを指定します。

  3. [新しいデータ ソース] をクリックします。[新しいデータ ソース] ページが開きます。

  4. アイテムの名前を入力します。名前には、少なくとも 1 つの文字が含まれている必要があります。スペースおよび記号を含めることもできますが、; ? : @ & = + , $ / * < > | " / を含めることはできません。

  5. 必要に応じて説明を入力し、接続に関する情報をユーザーに提供します。この説明は、レポート マネージャーの [コンテンツ] ページに表示されます。

  6. [接続の種類] ボックスの一覧で、データ ソースの種類として [TERADATA] を指定します。

    注意

    データ ソースの種類 [TERADATA] は、Teradata のデータ プロバイダーがレポート サーバーにインストールされている場合にのみ表示されます。[Teradata] が選択項目として表示されない場合は、システム管理者に問い合わせ、適切な Teradata コンポーネントがインストールされているかどうかを確認してください。

  7. [接続文字列] でレポート サーバーがデータ ソースへの接続に使用する接続文字列を指定します。接続文字列には資格情報を指定しないことをお勧めします。

    次の例では、IP アドレスで指定したサーバー上の Teradata リレーショナル データベースに接続するための接続文字列を示します。ここで、N は数字を表します。

    data source=NNN.NNN.NNN.NNN
    
  8. [接続に使用する認証] では、レポートが実行される際に資格情報を取得する方法を指定します。

    • ユーザーにログオン名とパスワードを要求する場合は、[レポートの実行者により指定された資格情報] をクリックします。

    • 複数のユーザーの共有データ ソースとして、またはサブスクリプションやその他のスケジュールに設定された操作 (自動レポート履歴生成など) をサポートするレポートでデータ ソースを使用する場合は、[レポート サーバーに保存され、セキュリティで保護された資格情報] をクリックします。

    資格情報を構成する方法の詳細については、「レポート データ ソースに関する資格情報と接続情報の指定」を参照してください。

  9. [OK] をクリックします。

モデルを作成するには

  1. レポート マネージャーで、共有データ ソース アイテムを探します。

  2. アイテムをクリックして開きます。[全般プロパティ] ページが開きます。

  3. [モデルの生成] をクリックします。[新しいモデルの生成] ページが表示されます。

  4. アイテムの名前を入力します。

  5. (省略可) アイテムの説明を入力します。

  6. [OK] をクリックします。

  7. [適用] をクリックします。

    Reporting Services によって、データ ソースのモデルが生成されます。モデルには、自動的に主キーが含まれます。

コンピューターにモデルを保存するには

  1. レポート マネージャーで、前の手順でモデルを作成した共有データ ソースを探します。

  2. [編集] をクリックします。[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [保存] をクリックします。[レポートの保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. モデルを保存するコンピューターの場所まで移動します。

    モデルは、拡張子が .smdl のファイル名で保存されます。

主キーを表示するには

  1. Business Intelligence Development Studio で、新しいレポート モデル プロジェクトを作成します。

  2. [プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] をクリックします。

  3. 前の手順でモデルを保存した場所へ移動します。

  4. モデル ファイルをクリックします。

  5. [追加] をクリックします。モデルがプロジェクトに追加されます。ソリューション エクスプローラーで、データ ソース ビューとモデルがプロジェクトに追加され、モデルがデザイン ビューで開きます。

  6. ソリューション エクスプローラーの [データ ソース ビュー] フォルダーで、インポートしたモデルのデータ ソースを右クリックし、[ビュー デザイナー] をクリックします。データ ソース ビューがデザイン ビューで開きます。

    データ ソース ビュー内の各テーブルまたはビューは、デザイン画面に表示されます。各テーブルでは、主キーとして指定された列の名前の前に鍵の記号が表示されます。

    主キーの詳細については、「データ ソース ビューでの論理主キーの定義 (Analysis Services)」を参照してください。