SQL Server のインスタンス間で UCP を移動する方法 (SQL Server ユーティリティ)
SQL Server のインスタンス間でユーティリティ コントロール ポイント (UCP) を移動するには、次の手順を実行します。
SQL Server のインスタンス間での UCP の移動
UCP の新しいホスト インスタンスとなる SQL Server のインスタンスに新しい UCP を作成します。詳細については、「SQL Server ユーティリティ コントロール ポイントを作成する方法 (SQL Server ユーティリティ)」を参照してください。
SQL Server ユーティリティで、既定以外のポリシー設定が SQL Server のインスタンスに設定されている場合、ポリシーのしきい値を新しい UCP で再設定できるようにメモしておきます。既定のポリシーは、インスタンスが新しい UCP に追加されるときに適用されます。既定のポリシーが有効な場合は、SQL Server ユーティリティのリスト ビューの [ポリシーの種類] 列に [グローバル] が表示されます。
古い UCP からすべてのマネージ インスタンスを削除します。詳細については、「SQL Server ユーティリティから SQL Server のインスタンスを削除する方法」を参照してください。
古い UCP のユーティリティ管理データ ウェアハウス (UMDW) をバックアップします。ファイル名は Sysutility_mdw_<GUID>_DATA で、データベースの既定の場所は <System drive>:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.<UCP_Name>\MSSQL\Data\ です (通常、<System drive> は C: ドライブ)。詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。
UMDW のバックアップを新しい UCP に復元します。詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。
インスタンスを新しい UCP に登録し、SQL Server ユーティリティで管理されるようにします。詳細については、「SQL Server のインスタンスを登録する方法 (SQL Server ユーティリティ)」を参照してください。
必要に応じて、SQL Server のマネージ インスタンスにカスタムのポリシー定義を実装します。
データの収集と集計の操作が完了するまで約 1 時間待機します。
データを更新するには、ユーティリティ エクスプローラーで [マネージ インスタンス] ノードを右クリックし、[更新] をクリックします。リスト ビューのデータは、ユーティリティ エクスプローラーのコンテンツ ウィンドウに表示されます。詳細については、「リソース正常性ポリシーの結果を表示する方法 (SQL Server ユーティリティ)」を参照してください。