ユーティリティの管理 (SQL Server ユーティリティ)
ユーティリティの管理の各タブでは、SQL Server ユーティリティのポリシー設定、セキュリティ設定、およびデータ ウェアハウス設定を管理できます。SQL Server ユーティリティの概念の詳細については、「SQL Server ユーティリティの概要」を参照してください。
[ポリシー] タブ - このタブでは、グローバル監視ポリシーを表示または指定できます。
[グローバル データ層アプリケーション監視ポリシーを設定する] : このオプションの値一覧を表示するには、ポリシー名の横にある矢印をクリックするか、ポリシーのタイトルをクリックします。
[アプリケーションがプロセッサの能力を使い果たすタイミング] : このポリシー説明の右側にあるコントロールを使用してポリシーを変更し、[適用] をクリックします。また、画面の下部にあるボタンを使用して、ポリシー設定を既定値に戻したり、変更を破棄したりすることもできます。プロセッサ使用率の既定の最大値は 70% です。
プロセッサ使用率の既定の最小値は 0% です。
[アプリケーションがファイル領域を使い果たすタイミング] : このポリシー説明の右側にあるコントロールを使用して、データ ファイルまたはログ ファイルの領域使用率ポリシーを変更し、[適用] をクリックします。また、画面の下部にあるボタンを使用して、ポリシー設定を既定値に戻したり、変更を破棄したりすることもできます。
ファイル領域使用率の既定の最大値は 70% です。
ファイル領域使用率の既定の最小値は 0% です。
[グローバル SQL Server マネージ インスタンス アプリケーション監視ポリシーを設定する] : このオプションの値一覧を表示するには、ポリシー名の横にある矢印をクリックするか、ポリシーのタイトルをクリックします。
[SQL Server のマネージ インスタンスがプロセッサの能力を使い果たすタイミング] : このポリシー説明の右側にあるコントロールを使用してポリシーを変更し、[適用] をクリックします。また、画面の下部にあるボタンを使用して、ポリシー設定を既定値に戻したり、変更を破棄したりすることもできます。インスタンスのプロセッサ使用率の既定の最大値は 70% です。
インスタンスのプロセッサ使用率の既定の最小値は 0% です。
[SQL Server コンピューターのマネージ インスタンスがプロセッサの能力を使い果たすタイミング] : このポリシー説明の右側にあるコントロールを使用してポリシーを変更し、[適用] をクリックします。また、画面の下部にあるボタンを使用して、ポリシー設定を既定値に戻したり、変更を破棄したりすることもできます。
コンピューターのプロセッサ使用率の既定の最大値は 70% です。
コンピューターのプロセッサ使用率の既定の最小値は 0% です。
[SQL Server のマネージ インスタンスがファイル領域を使い果たすタイミング] : このポリシー説明の右側にあるコントロールを使用して、データ ファイルまたはログ ファイルの領域使用率ポリシーを変更し、[適用] をクリックします。また、画面の下部にあるボタンを使用して、ポリシー設定を既定値に戻したり、変更を破棄したりすることもできます。
ファイル領域使用率の既定の最大値は 70% です。
ファイル領域使用率の既定の最小値は 0% です。
[SQL Server コンピューターのマネージ インスタンスが記憶域ボリュームの領域を使い果たすタイミング] : このポリシー説明の右側にあるコントロールを使用してポリシーを変更し、[適用] をクリックします。また、画面の下部にあるボタンを使用して、ポリシー設定を既定値に戻したり、変更を破棄したりすることもできます。
コンピューターのボリューム領域使用率の既定の最大値は 70% です。
コンピューターのボリューム領域使用率の既定の最小値は 0% です。
[変動の激しいリソースによって生じるポリシー違反ノイズの軽減] : この機能のコントロールを表示するには、画面の右側にある下向き矢印をクリックします。
詳細については、「CPU 使用率のポリシーにおけるノイズの軽減 (SQL Server ユーティリティ)」を参照してください。
[セキュリティ] タブ - UCP の管理または読み取りの権限とログイン名が表示されます。
[Utility Reader ロールに追加される UCP のログインを選択する]
Utility Reader 特権があるユーザー アカウントでは、以下のことが可能です。SQL Server ユーティリティに接続する
SSMS のユーティリティ エクスプローラーで、すべてのビューポイントを表示する
SSMS のユーティリティ エクスプローラーで、[ユーティリティの管理] ノードの設定を表示する
ユーティリティ管理者は、SQL Server のインスタンスを SQL Server ユーティリティに登録したり、SQL Server のインスタンスを SQL Server ユーティリティから削除したりできるほか、マネージ インスタンスのポリシーの変更や UCP の管理設定の変更が可能です。
ユーティリティ管理者になるには、SQL Server のインスタンスに対する sysadmin 特権が必要です。SQL Server UCP のユーザー アカウントを追加または変更するには、SSMS のオブジェクト エクスプローラーを使用して、SQL Server の UCP インスタンスのサーバー ログインにユーザーを追加します。詳細については、「sp_addlogin (Transact-SQL)」を参照してください。
[データ ウェアハウス] タブ - ユーティリティ管理データ ウェアハウスの構成の詳細が表示されます。
[データ保有期間]
SQL Server のマネージ インスタンス用に収集された使用率情報のデータ保有期間を指定します。既定の期間は 1 年です。最小値は 1 か月です。指定可能な最長期間は 2 年です。[ユーティリティ データ ウェアハウスの構成情報]
SQL Server のこのリリースで構成できない構成設定は次のとおりです。UMDW 名 : Sysutility_mdw_<GUID>_DATA
コレクション セットのアップロード頻度 : 15 分ごと
UMDW ディレクトリ <システム ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.<UCP 名>\MSSQL\Data\ (通常、<システム ドライブ> は C:\ ドライブ) は構成可能です。ログ ファイル UMDW_<GUID>_LOG も同じディレクトリにあります。
注 UMDW (sysutility_mdw) ファイルの場所を変更するには、デタッチとアタッチを使用する方法と ALTER DATABASE を使用する方法があります。ALTER DATABASE の使用をお勧めします。詳細については、「ALTER DATABASE (Transact-SQL)」を参照してください。
[追加設定なしの既定値に戻す]
このタブの設定を既定値にリセットするには、[既定値に戻す] ボタンをクリックし、[適用] をクリックします。