モデルの配置 (Master Data Services)

ソース システムからモデルのパッケージを作成して、別の Master Data Services 環境に配置できます。パッケージを使用して、新しいモデルを作成することや既存のモデルを更新することができます。

配置パッケージを作成する場合、データを含めるかどうかを決定できます。データを含める場合は、含めるデータのバージョンを選択する必要があります。データは、Master Data Services ステージング処理を使用して処理されます。

モデルをコピーすると、すべてのモデル オブジェクトが含まれます。オブジェクトを次に示します。

  • エンティティ

  • 属性

  • 属性グループ

  • 階層

  • コレクション

  • ビジネス ルール

  • バージョン フラグ

ユーザー定義メタデータ、ファイル属性、ユーザーの権限、およびグループの権限は含めることができません。モデルを配置した後、これらを手動で更新する必要があります。

モデル パッケージは、.pkg 拡張子付きで保存される XML ファイルです。ファイル形式の詳細については、「モデルの配置パッケージの XML スキーマ (Master Data Services)」を参照してください。

サンプル パッケージ

サンプル パッケージ ファイルは Master Data Services のインストールに含まれています。このパッケージ ファイルは、Master Data Services をインストールした Master Data Services\Samples\Packages ディレクトリにあります。サンプル パッケージを配置したときに、サンプル モデルが作成されデータが読み込まれます。パッケージの配置方法の詳細については、「モデルの配置パッケージを展開する方法 (Master Data Services)」を参照してください。