SQL Server Native Client ODBC データ ソース
SQL Server のデータ ソース名 (DSN) によって ODBC データ ソースが特定されます。ODBC データ ソースには、特定のサーバー上の SQL Server データベースに接続するために ODBC アプリケーションで必要となるすべての情報が含まれています。ODBC データ ソース名を定義するには次の 2 つの方法があります。
クライアント コンピュータで、[コントロール パネル] の [管理ツール] を開きます。次に、[データ ソース (ODBC)] をダブルクリックします。ODBC データ ソース アドミニストレータが起動します。これを使用して DSN を作成できます。
ODBC アプリケーションで、SQLConfigDataSource を呼び出します。
SQL Server のデータ ソースには次の情報が含まれます。
データ ソースの名前。
SQL Server の特定のインスタンスとの接続に必要な情報。
SQL Server の特定のインスタンスで使用する既定のデータベース (省略可)。
使用する ANSI オプション、パフォーマンス統計情報をログに記録するかどうかなどの設定 (省略可)。
データ ソース経由で接続する場合、ODBC アプリケーションは必要ありません。ただしアプリケーションでは、ドライバが DSN から検出する接続情報と同じ情報を、ODBC 接続関数に対して指定する必要があります。