パッケージを配置する方法

SQL Server Integration Services パッケージを配置するには、パッケージ インストール ウィザードを使用します。このウィザードを使用すると、次のいずれかの場所にパッケージを配置できます。

  • SQL Server のインスタンス

  • ファイル システム

このトピックの手順では、それぞれの場所にパッケージを配置する方法について説明します。

パッケージ インストール ウィザードを実行する前に、配置ユーティリティの構築時に作成された配置フォルダをインストール先のコンピュータにコピーする必要があります。詳細については、「配置ユーティリティの作成」を参照してください。

注意

このセクションで説明する概念の詳細については、「チュートリアル : パッケージの配置」を参照してください。

SQL Server のインスタンスにパッケージを配置するには

  1. インストール先のコンピュータの配置フォルダを開きます。

  2. マニフェスト ファイル <プロジェクト名>.SSISDeploymentManifest をダブルクリックして、パッケージ インストール ウィザードを開始します。

  3. [SSIS パッケージの配置] ページで、[SQL Server に配置] オプションを選択します。

  4. 必要に応じて、目的のサーバーにパッケージがインストールされた後で検証を行う場合は、[インストール後にパッケージを検証する] を選択します。

  5. [インストール先の SQL Server の指定] ページで、パッケージをインストールする SQL Server のインスタンスを指定し、認証モードを選択します。SQL Server 認証を選択する場合は、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。

  6. [インストール フォルダの選択] ページで、パッケージの依存関係をインストールするファイル システムのフォルダを指定します。

  7. パッケージに構成が含まれる場合は、[パッケージの構成] ページで構成を編集して、[値] の一覧の値を更新できます。

  8. インストール後にパッケージの検証を行うように選択した場合、配置したパッケージの検証結果が表示されます。

パッケージをファイル システムに配置するには

  1. 対象コンピュータ上の配置フォルダを開きます。

  2. <プロジェクト名>.SSISDeploymentManifest という名前のマニフェスト ファイルをダブルクリックしてパッケージ インストール ウィザードを起動します。

  3. [SSIS パッケージの配置] ページで、[ファイル システムに配置] オプションを選択します。

  4. オプションで、対象サーバーにパッケージをインストールした後にパッケージを検証する場合は、[インストール後にパッケージを検証する] を選択します。

  5. [インストール フォルダの選択] ページで、パッケージとその依存関係をインストールするフォルダを指定します。

  6. パッケージに構成が含まれている場合は、更新可能な構成を編集できます。それには、[パッケージの構成] ページの [値] ボックスの一覧の値を更新します。

  7. インストール後にパッケージを検証することを選択した場合は、配置されたパッケージの検証結果を確認します。