フルテキスト作成 (クロール) で発生したエラーのトラブルシューティング

クロール時にエラーが発生すると、フルテキスト検索クロール ログ記録機能によってクロール ログが作成および保持されます。このログはプレーンテキスト ファイルです。各クロール ログは特定のフルテキスト カタログに対応します。既定では、特定のインスタンス (この場合は最初のインスタンス) のクロール ログは %ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.MSSQLSERVER\MSSQL\LOG フォルダーにあります。クロール ログは次のような規則に従って命名されます。

SQLFT<DatabaseID><FullTextCatalogID>.LOG[<n>]

  • <DatabaseID>
    データベースの ID <dbid> は、ゼロで始まる 5 桁の数字です。

  • <FullTextCatalogID>
    フルテキスト カタログ ID <catid> はゼロで始まる 5 桁の数字です。

  • <n>
    同じフルテキスト カタログに 1 つ以上のクロール ログが存在することを示す整数です。

たとえば、SQLFT0000500008.2 はデータベース ID が 5 で、フルテキスト カタログ ID が 8 のクロール ログ ファイルです。ファイル名の最後の 2 は、このデータベースとカタログのペアに 2 つのクロール ログ ファイルが存在することを示しています。