共有スケジュールを作成、削除、または変更する方法 (レポート マネージャー)
共有スケジュールには、Reporting Services レポート サーバー上で実行され、パブリッシュされた任意の数のレポートおよびサブスクリプションが使用できるスケジュールや定期実行情報が含まれています。同時に実行されるレポートおよびサブスクリプションが多数存在する場合は、それらのジョブに対する共有スケジュールを作成できます。後で定期実行パターンや終了日を変更する必要性が生じた場合でも、それらを一度に変更できます。
共有スケジュールは管理が容易であり、スケジュールされている操作をより柔軟に管理できます。たとえば、共有スケジュールを一時停止したり再開したりできます。また、同時に実行される操作が多数スケジュールされていることに気付いた場合は、異なるタイミングで実行される複数の共有スケジュールを作成して、スケジュール情報を調整し、処理負荷をレポート サーバーに対して均等に配分することも可能です。
共有スケジュールを作成または変更するには
レポート マネージャーを起動します。
レポート マネージャーのグローバル ツール バーで、**[サイトの設定]**をクリックします。
[スケジュール] をクリックします。
[新しいスケジュール] をクリックします。既存のスケジュールを変更するには、スケジュールの名前をクリックします。
わかりやすいスケジュール名を入力します。
[時間]、[日]、[週]、または [月] をクリックします。一度だけ実行するスケジュールを作成するには、[一度だけ] をクリックします。スケジュールの基準を指定すると、新たなオプションが表示されます。
必要に応じて、スケジュールの開始日を選択します。既定値は、現在の日付です。明日以降の日付を入力して、スケジュールの開始日を延期できます。
必要に応じて、スケジュールの終了日を選択します。スケジュールの実行は設定日に停止されますが、スケジュールは削除されません。
[OK] をクリックします。
共有スケジュールを削除するには
レポート マネージャーのグローバル ツール バーで、**[サイトの設定]**をクリックします。
注 [サイトの設定] が利用できない場合は、サイト設定にアクセスする権限がありません。
ページの [その他] セクションで、[共有スケジュールの管理] をクリックします。
削除するスケジュールの隣のチェック ボックスをオンにして、[削除] をクリックします。
複数のレポートおよびサブスクリプションによって使用される共有スケジュールを削除した場合、以前その共有スケジュールを使用していたレポートおよびサブスクリプションごとに別個のスケジュールが作成されます。新たに作成される各スケジュールには、共有スケジュールで指定されていた日付、時刻、および定期的なパターンが保持されます。Reporting Services には、個々のスケジュールを一元管理する手段は存在しません。共有スケジュールを削除した場合、それ以降は、各アイテムのスケジュール情報を個別に管理する必要があります。
共有スケジュールが使用されているかどうかが不明な場合は、代わりに Management Studio で共有スケジュールを削除することを検討してください。Management Studio には、レポート マネージャーと同じ共有スケジュール管理機能が備えられていますが、共有スケジュールが使用されている各レポート名を表示するレポート ページが別途用意されています。詳細については、「共有スケジュールを作成、削除、または変更する方法 (Management Studio)」を参照してください。