タイム ゾーンと時刻の設定の変更 (レポート サーバー)
レポート サーバーでは、インストールされているコンピュータのローカル時刻が常に使用されます。異なるタイム ゾーンを使用するように構成することはできません。クライアント アプリケーションと、参照先のレポート サーバーのタイム ゾーンが異なる場合、スケジュールが設定された操作は、レポート サーバーのタイム ゾーンを使用して実行されます。レポート マネージャの各スケジュール ページには、スケジュールが設定された操作が行われる正確な日時がわかるよう、タイム ゾーンが明記されます。
タイム ゾーンの変更
レポート サーバーをホストするコンピュータのタイム ゾーンを変更した場合、変更を有効にするにはレポート サーバー サービスを再起動する必要があります。
既存のレポート履歴スナップショットのタイムスタンプ値は、新しいタイム ゾーンの設定に同期されます。午前 9 時にレポート履歴スナップショットを生成し、タイム ゾーンを 1 つ前のタイム ゾーンに再設定した場合、生成したスナップショットのタイムスタンプは午前 9 時から午前 10 時に変わります。
スケジュールの既存の設定は残りますが、新しいタイム ゾーンにスライドされます。たとえば、太平洋標準時の午前 2 時にスケジュールを実行している場合に、タイム ゾーンをオーストラリア東部標準時に変更すると、スケジュールはオーストラリア東部標準時の午前 2 時に実行されます。
プロパティのタイムスタンプ値 (フォルダまたはリンク レポート アイテムの作成日時など) は、新しいタイム ゾーンの設定に同期されません。6 月 25 日の午前 9 時にアイテムを作成し、タイム ゾーンまたは時計の設定を変更しても、タイムスタンプは 6 月 25 日の午前 9 時のままです。
時計の設定の変更
内蔵時計を変更しても、既存のタイムスタンプ値に影響はありません。たとえば、時計を 1 時間進めても、レポート履歴スナップショットのタイムスタンプは変わりません。スケジュールおよび配信のプロセッサの設定が新しく切り替わるまでに、10 秒の遅延が発生する場合があります。構成ファイルのポーリング間隔の設定を変更した場合、実際の遅延時間が異なることがあります。