作業 5: レッスン 5 のチュートリアル パッケージのテスト

壊れているファイル Currency_BAD.txt を実行すると、CurrencyKey 参照変換の照合結果の生成に失敗します。ただし、CurrencyKey 参照変換のエラー出力は、失敗した行を新しい [Failed Rows] 変換先へリダイレクトするように構成されています。したがって、コンポーネント自体は失敗せず、パッケージは正常に実行されます。エラーがある行はすべて、ErrorOutput.txt に書き込まれます。

この実習では、パッケージを実行して、変更したエラー出力構成をテストします。パッケージが正常に実行されたら、ErrorOutput.txt ファイルの内容を確認します。

注意

ErrorOutput.txt ファイルにエラー行が蓄積されないようにする場合は、パッケージ実行の間に手動でファイルの内容を削除してください。

パッケージ レイアウトの確認

パッケージをテストする前に、次の図に示すオブジェクトがレッスン 5 のパッケージの制御フローとデータ フローに含まれていることを確認します。制御フローはレッスン 2 ~ 4 の制御フローと同じである必要があります。

制御フロー

パッケージ内の制御フロー

データ フロー

パッケージ内のデータ フロー

レッスン 5 で作成したチュートリアル パッケージをテストするには

  1. [デバッグ] メニューの [デバッグ開始] をクリックします。

  2. パッケージの実行が完了したら、[デバッグ] メニューの [デバッグの停止] をクリックします。

ErrorOutput.txt ファイルの内容を確認するには

  • メモ帳などのテキスト エディタで ErrorOutput.txt ファイルを開きます。既定の列の順序は、AverageRate、CurrencyID、CurrencyDate、EndOfDateRate、ErrorCode、ErrorColumn、ErrorDescription です。

    ファイルのすべての行には、一致しない CurrencyID 値 BAD、ErrorCode 値 -1071607778、ErrorColumn 値 0、ErrorDescription 値 "参照中に一致する行が見つかりませんでした" が含まれています。エラーは列固有ではなく、ErrorColumn の値は 0 になっています。これは失敗した参照操作を表します。