SQL Server Profiler の起動
SQL Server Profiler は、さまざまなシナリオでのトレース出力の収集をサポートするために、いくつかの異なる方法で起動することができます。SQL Server Profiler は、[スタート] メニューやデータベース エンジン チューニング アドバイザーの [ツール] メニューから起動できるほか、SQL Server Management Studio から起動することもできます。
SQL Server Profiler を起動し、[ファイル] メニューの [新しいトレース] をクリックすると、[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスが表示されるので、接続先の SQL Server インスタンスを指定できます。
[スタート] メニューから SQL Server Profiler を起動するには
- [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、Microsoft SQL Server 2008 R2、[パフォーマンス ツール] の順にポイントして、[SQL Server Profiler] をクリックします。
データベース エンジン チューニング アドバイザーで SQL Server Profiler を起動するには
- データベース エンジン チューニング アドバイザーで、[ツール] メニューの [SQL Server Profiler] をクリックします。
Management Studio での SQL Server Profiler の起動
SQL Server Management Studio は、それぞれのインスタンスで各プロファイラー セッションを開始します。このセッションは、SQL Server Management Studio をシャットダウンしても実行が続きます。
以降の各手順に示すように、SQL Server Profiler は、SQL Server Management Studio の複数の場所から起動できます。SQL Server Profiler を起動すると、その時点の接続コンテキスト、トレース テンプレート、およびフィルター コンテキストが読み込まれます。
[ツール] メニューから SQL Server Profiler を起動するには
- SQL Server Management Studio の [ツール] メニューの [SQL Server Profiler] をクリックします。
クエリ エディターから SQL Server Profiler を起動するには
SQL Server Management Studio のメニュー バーの [新しいクエリ] をクリックします。
クエリ エディター内で右クリックし、[SQL Server Profiler でクエリをトレース] を選択します。
注 接続コンテキストはエディター接続、トレース テンプレートは TSQL_SPs、適用されているフィルターは SPID = query window SPID です。
利用状況モニターから SQL Server Profiler を起動するには
オブジェクト エクスプローラーで、SQL Server のインスタンスを右クリックし、[利用状況モニター] をクリックします。
プロセス ペインをクリックし、プロファイルするプロセスを右クリックして [SQL Server Profiler のトレース プロセス] をクリックします。
注 プロセスを選択したときに、利用状況モニターが開いていた場合、接続コンテキストはオブジェクト エクスプローラー接続になります。トレース テンプレートはサーバーの種類に応じた既定値になります。SPID は、選択されたプロセスの SPID と等しくなります。
セキュリティ
Windows 認証モードでは、SQL Server Profiler を実行するユーザー アカウントが SQL Server のインスタンスに接続する権限を持っている必要があります。
SQL Server Profiler でトレースを実行するには、ユーザーが ALTER TRACE 権限も持っている必要があります。