sp_helpdevice (Transact-SQL)

Microsoft® SQL Server™ のバックアップ デバイスに関する情報をレポートします。

重要な注意事項重要

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに、sys.backup_devices カタログ ビューを使用することをお勧めします。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helpdevice [ [ @devname = ] 'name' ]

引数

  • [ @devname = ] 'name'
    情報をレポートするバックアップ デバイスの名前を指定します。name の値は常に sysname です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

列名

データ型

説明

device_name

sysname

論理デバイス名

physical_name

nvarchar(260)

物理ファイル名

description

nvarchar(255)

デバイスの説明

status

int

description 列のステータスの説明に対応する番号

cntrltype

smallint

デバイスのコントローラの種類

2 = ディスク デバイス

5 = テープ デバイス

size

int

デバイス サイズ (2 KB ページ単位)

説明

name を指定した場合、sp_helpdevice では指定したダンプ デバイスに関する情報が表示されます。name を指定しなかった場合、sp_helpdevice では sys.backup_devices カタログ ビューにあるすべてのダンプ デバイスに関する情報が表示されます。

ダンプ デバイスをシステムに追加するには、sp_addumpdevice を使用します。

権限

public ロールのメンバシップが必要です。

次の例では、SQL Server のインスタンス上にあるすべてのダンプ デバイスに関する情報をレポートします。

EXEC sp_helpdevice;