精度チャートの入力行をフィルタ選択する方法

Business Intelligence Development Studio では、モデルのテストに使用する外部データ ソースを指定したり、入力データを制限するフィルタを必要に応じて追加したりできます。たとえば、入力データを、ProspectiveBuyer テーブル内の顧客のうち特定の収入グループに属する人に限定するには、[YearlyIncome] = '50000' などのフィルタ式を作成します。

詳細については、「モデルの精度をグラフ化するためのツール (Analysis Services - データ マイニング)」を参照してください。

外部データセットにフィルタを適用するには

  1. テストするモデルを含むマイニング構造をダブルクリックして、構造とそのモデルをデータ マイニング デザイナで開きます。

  2. [マイニング精度チャート] タブを選択し、次に [入力の選択] タブを選択します。

  3. [入力の選択] タブの [精度チャートに使用するデータセットの選択] で、[別のデータセットを指定する] を選択します。

  4. 参照ボタン ([...]) をクリックしてダイアログ ボックスを開き、外部データ セットの定義を作成します。

  5. ケース テーブルを選択し、必要であれば入れ子になったテーブルを追加し、必要に応じて列のマッピングを変更します。詳細については、次の各トピックを参照してください。

  6. [列マッピングの指定] ダイアログ ボックスを閉じてソース テーブルの定義を保存するには、[OK] をクリックします。

  7. データセットのフィルタを定義するには、[フィルタ エディタを開く] をクリックします。

    [データセット フィルタ] ダイアログ ボックスが開きます。入れ子になったテーブルが構造に含まれている場合は、2 つの部分から成るフィルタを作成できます。まず、ケース テーブルの条件を [データセット フィルタ] ダイアログ ボックスで設定し、次に、入れ子になった行の条件を [フィルタ] ダイアログ ボックスで設定します。

  8. [データセット フィルタ] ダイアログ ボックスで、[マイニング構造列] の下のグリッドの先頭行をクリックし、一覧からテーブルまたは列を選択します。

    データ ソース ビューに複数のテーブルが含まれているか、入れ子になったテーブルが含まれている場合は、テーブル名を先に選択する必要があります。それ以外の場合は、ケース テーブルから列を直接選択できます。

    フィルタ選択する各列に新しい行を追加します。

  9. [演算子] 列と [値] 列を使用して、列をフィルタ選択する方法を定義します。

       値は、引用符を使用せずに入力してください。

  10. [ルールの適用条件] ボックスをクリックして論理演算子を選択し、複数の条件を結合する方法を定義します。

  11. 必要に応じて、[値] ボックスの右側にある参照ボタン ([…]) をクリックして [フィルタ] ダイアログ ボックスを開き、入れ子になったテーブルまたは個々のケース テーブル列の条件を設定します。

  12. [式] ペインに表示されるテキストで、完成したフィルタ条件が適切であることを確認します。

  13. [OK] をクリックします。

    フィルタ条件は、精度チャートの作成時にデータ ソースに適用されます。