データ ソース デザイナでのデータ ソースの変更 (Analysis Services)

Business Intelligence Development Studio のデータ ソース デザイナを使用すると、Microsoft SQL Server Analysis Services データベースまたはプロジェクトの既存のデータ ソース オブジェクトのプロパティを変更できます。データ ソース デザイナで、データ ソース オブジェクトの名前の変更、接続文字列の変更、省略可能な説明の編集、データ ソースの認証の資格情報の指定を行うことができます。また、ソリューション内の他のオブジェクトへの参照を管理できます。

重要な注意事項重要

データ ソースを編集してプロバイダを変更すると、それ以降のオブジェクトの処理中にエラーが発生することがあります。たとえば、時間ディメンションでは、Analysis Services の属性の KeyColumns プロパティおよび NameColumn プロパティの値によって、データ ソース ビューのメイン ディメンション テーブルの名前付きクエリまたは名前付き計算が頻繁に参照されます。元のプロバイダでサポートされている名前付きクエリまたは名前付き計算の SQL 式の構文が新しいプロバイダでサポートされていない場合、ディメンションの処理は失敗します。

他のデータ ソース オブジェクトへの参照の変更

Analysis Services プロジェクトのデータ ソース オブジェクトを変更する場合は、同じソリューション内にある別の Analysis Services プロジェクトまたはデータ ソースへの参照を指定したり削除したりできます。参照は、ソリューション内のオブジェクト間でデータ ソースを同期する手段を提供します。データ ソースによって別のオブジェクトが参照されている間、そのデータ ソースでは参照先のオブジェクトの接続文字列が使用されているので、接続文字列プロパティを変更することはできません。

データ ソースによって別のオブジェクトが参照されている場合、データ ソース (.ds) ファイル内の接続文字列情報は、プロジェクトの作成時に同期されます。別のオブジェクトを参照しているデータ ソースの接続文字列を変更するには、参照先のオブジェクトの接続文字列を変更する必要があります。

データ ソース デザイナの [ソリューションで別のオブジェクトへの参照を管理する] チェック ボックスをオフにすると、参照を削除できます。参照を削除すると、オブジェクト間の同期が終了し、データ ソースの接続文字列を変更できます。

データ ソース オブジェクトの編集

データ ソースの編集方法の詳細については、「データ ソース デザイナでデータ ソースを変更する方法 (Analysis Services)」を参照してください。