[ログ リーダー エージェントのセキュリティ] (ピア ツー ピア レプリケーション)

[ログ リーダー エージェントのセキュリティ] ページを使用すると、各ピアでログ リーダー エージェントが実行され、接続するときに使用されるアカウントを指定できます。エージェントで必要とされる権限と、レプリケーションのセキュリティに関する推奨事項については、「レプリケーション エージェントのセキュリティ モデル」および「レプリケーション セキュリティの推奨事項」を参照してください。

注意

トランザクション レプリケーションを使用してパブリッシュされるデータベースには、それぞれ 1 つのログ リーダー エージェントが存在します。データベースにログ リーダー エージェントが既に設定されている場合 (このウィザードを以前に実行したときのパブリケーション、または同じデータベースにある他のトランザクション パブリケーションで)、使用されている資格情報をこのウィザードで変更することはできません。新しい資格情報を指定しても、無視されます。資格情報を変更するには、[パブリケーションのプロパティ] ダイアログ ボックスを使用します。詳細については、「レプリケーションのセキュリティ設定を表示および変更する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。

オプション

各ピアの行にあるプロパティ ボタン ([...]) をクリックすると、[ログ リーダー エージェントのセキュリティ] ダイアログ ボックスが開きます。エージェントで使用されるアカウントに必要な権限の詳細については、[ログ リーダー エージェントのセキュリティ] ダイアログ ボックスを開いて [ヘルプ] をクリックしてください。

このダイアログ ボックスに設定値を入力すると、サブスクライバへの接続情報がグリッドに表示されます。

  • [パブリッシャのエージェント]
    各ピア サーバー インスタンスの名前です。

  • [ピア データベース]
    各ピアでパブリケーション データベースおよびサブスクリプション データベースとして機能するデータベースです。

  • [ディストリビュータへの接続]
    ディストリビュータへの接続が作成されるときのコンテキストです。ディストリビュータへのローカル接続は常に、エージェントの実行に使用される Microsoft Windows アカウントのコンテキストを使用して作成されます。そのため、このフィールドには常に ['<Domain>\<Login>' の権限を借用する] または ['<Computer>\<Login>' の権限を借用する] と表示されます。

  • [パブリッシャへの接続]
    パブリッシャへの接続が作成されるときのコンテキストです。パブリッシャへの接続は、Microsoft SQL Server ログイン、またはエージェントが実行される Windows アカウントのコンテキストを使用して作成できます。このフィールドには、[ログイン '<Login>' を使用する]['<Domain>\<Login>' の権限を借用する]、または ['<Computer>\<Login>' の権限を借用する] と表示されます。Windows アカウントのコンテキストを使用して、すべての接続を作成することをお勧めします。