sysmergepublications (Transact-SQL)
データベースに定義されているマージ パブリケーションごとに 1 行のデータを保持します。このテーブルは、パブリケーション データベースとサブスクリプション データベースに保存されます。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
publisher |
sysname |
既定のサーバーの名前です。 |
publisher_db |
sysname |
既定のパブリッシャ データベースの名前です。 |
name |
sysname |
パブリケーションの名前です。 |
description |
nvarchar(255) |
パブリケーションの簡単な説明です。 |
retention |
int |
パブリケーション全体で設定された保有期間です。この保有期間の単位は、retention_period_unit 列の値によって示されます。 |
publication_type |
tinyint |
パブリケーションがフィルタ選択されているかどうかを示します。 0 = フィルタ選択されていません。 1 = フィルタ選択されています。 |
pubid |
uniqueidentifier |
このパブリケーションの一意な識別番号です。パブリケーションが追加されたときに生成されます。 |
designmasterid |
uniqueidentifier |
将来の使用のために予約されています。 |
parentid |
uniqueidentifier |
現在のピアまたはサブセット パブリケーションの作成元である親パブリケーションです。階層パブリッシング トポロジで使用されます。 |
sync_mode |
tinyint |
このパブリケーションの同期モードです。 0 = ネイティブ モード 1 = キャラクタ モード |
allow_push |
int |
パブリケーションがプッシュ サブスクリプションを許可するかどうかを示します。 0 = プッシュ サブスクリプションを許可しません。 1 = プッシュ サブスクリプションを許可します。 |
allow_pull |
int |
パブリケーションがプル サブスクリプションを許可するかどうかを示します。 0 = プル サブスクリプションを許可しません。 1 = プル サブスクリプションを許可します。 |
allow_anonymous |
int |
パブリケーションが匿名サブスクリプションを許可するかどうかを示します。 0 = 匿名サブスクリプションを許可しません。 1 = 匿名サブスクリプションを許可します。 |
centralized_conflicts |
int |
競合レコードがパブリッシャで保存されるかどうかを示します。 0 = 競合レコードはパブリッシャに保存されません。 1 = 競合レコードはパブリッシャに保存されます。 |
status |
tinyint |
将来の使用のために予約されています。 |
snapshot_ready |
tinyint |
パブリケーションのスナップショットの状態を示します。 0 = スナップショットを使用できません。 1 = スナップショットを使用できます。 2 = このパブリケーションの新しいスナップショットを作成する必要があります。 |
enabled_for_internet |
bit |
パブリケーションの同期ファイルが、FTP やその他のサービスを介して、インターネットに公開されるかどうかを示します。 0 = 同期ファイルはインターネットに公開されます。 1 = 同期ファイルはインターネットに公開されません。 |
dynamic_filters |
bit |
パラメータ化された行フィルタでパブリケーションがフィルタ選択されているかどうかを示します。 0 = パブリケーションは行フィルタ選択されていません。 1 = パブリケーションは行フィルタ選択されています。 |
snapshot_in_defaultfolder |
bit |
スナップショット ファイルが既定のフォルダに格納されるかどうかを指定します。 0 = スナップショット ファイルは既定のフォルダに格納されます。 1 = スナップショット ファイルは alt_snapshot_folder で指定したフォルダに格納されます。 |
alt_snapshot_folder |
nvarchar(255) |
スナップショットの代替フォルダの場所です。 |
pre_snapshot_script |
nvarchar(255) |
マージ エージェントが、スナップショットをサブスクライバで適用するときに、すべてのレプリケーション オブジェクトよりも前に実行する .sql ファイルへのポインタです。 |
post_snapshot_script |
nvarchar(255) |
マージ エージェントが、初期同期で他のすべてのレプリケーション オブジェクト スクリプトおよびデータが適用された後に実行する .sql ファイルへのポインタです。 |
compress_snapshot |
bit |
alt_snapshot_folder の場所に書き込まれたスナップショットを Microsoft CAB 形式で圧縮するかどうかを指定します。0 は、圧縮されないことを示します。 |
ftp_address |
sysname |
ディストリビュータ用のファイル転送プロトコル (FTP) サービスのネットワーク アドレスです。FTP が有効である場合に、マージ エージェントがパブリケーション スナップショット ファイルを取得する場所を示します。 |
ftp_port |
int |
ディストリビュータ用 FTP サービスのポート番号です。 |
ftp_subdirectory |
nvarchar(255) |
マージ エージェントがスナップショット ファイルを取得する場所のサブディレクトリです。 |
ftp_login |
sysname |
FTP サービスへの接続に使用されるユーザー名です。 |
ftp_password |
nvarchar(524) |
FTP サービスへの接続に使用されるユーザー パスワードです。 |
conflict_retention |
int |
競合を保有する保有期間を日数で指定します。保有期間が経過すると、競合するテーブルから競合する行が削除されます。 |
keep_before_values |
int |
このパブリケーションで同期の最適化が行われているかどうかを指定します。 0 = 同期は最適化されず、すべてのサブスクライバに送信されるパーティションは、1 つのパーティションでデータが変更されるときに確認されます。 1 = 同期は最適化され、変更されたパーティションの行を持つサブスクライバだけが影響されます。 |
allow_subscription_copy |
bit |
サブスクリプション データベースをコピーする機能が有効になっているかどうかを指定します。0 は、コピーできないことを表します。 |
allow_synctoalternate |
bit |
代替同期パートナーがこのパブリッシャと同期できるかどうかを指定します。0 は、同期パートナーを使用できないことを表します。 |
validate_subscriber_info |
nvarchar(500) |
サブスクライバ情報を取得し、サブスクライバ上のパラメータ化された行フィルタ選択の基準を確認するために使用される関数の一覧です。 |
ad_guidname |
sysname |
パブリケーションを Microsoft Active Directory にパブリッシュするかどうかを指定します。有効な GUID は、パブリケーションが Active Directory にパブリッシュされ、GUID が対応する Active Directory パブリケーション オブジェクト objectGUID であることを示します。NULL である場合、パブリケーションは Active Directory にパブリッシュされません。 |
backward_comp_level |
int |
データベースの互換性レベルです。次の値のいずれかです。 10 = Microsoft SQL Server SQL Server 7.0 Service Pack (SP) 1 30 = SQL Server 7.0 SP 2 35 = SQL Server 7.0 SP 3 40 = SQL Server 2000. 50 = SQL Server 2000 Service Pack (SP) 1 60 = SQL Server 2000 SP 3 90 = SQL Server 2005. 100 = SQL Server 2008. |
max_concurrent_merge |
int |
同時に実行できるマージ処理の最大数です。このプロパティの値が 0 の場合、どの時点でも、同時に実行できるマージ処理数に制限はありません。このプロパティは、1 つのマージ アプリケーションに対して一度に実行できる同時実行マージ処理数の制限値を設定します。同時にスケジュールに組み込まれているスナップショット処理の数が、指定された実行可能な数より大きい場合、余分なジョブは待ち行列に挿入され、現在実行されているマージ処理が終わるまで待機状態に置かれます。 |
max_concurrent_dynamic_snapshots |
int |
マージ パブリケーションに対して実行できるフィルタ選択されたデータの同時実行スナップショット セッションの最大数です。0 を指定した場合は、どの時点でも、パブリケーションに対して同時に実行できるフィルタ選択されたデータの同時実行スナップショット セッションの最大数は制限されません。このプロパティは、1 つのマージ アプリケーションに対して一度に実行できる同時実行スナップショット処理数の制限値を設定します。同時にスケジュールに組み込まれているスナップショット処理の数が、指定された実行可能な数より大きい場合、余分なジョブは待ち行列に挿入され、現在実行されているマージ処理が終わるまで待機状態に置かれます。 |
use_partition_groups |
smallint |
パブリケーションで事前計算済みパーティションを使用するかどうかを指定します。 |
dynamic_filters_function_list |
nvarchar(500) |
パブリケーションのパラメータ化された行フィルタで使用する関数の一覧です。各関数はセミコロンで区切られます。 |
partition_id_eval_proc |
sysname |
割り当てられたパーティション ID を識別するために、サブスクライバのマージ エージェントが実行するプロシージャの名前を指定します。 |
publication_number |
smallint |
pubid への 2 バイト マッピングを提供する ID 列を指定します。pubid はパブリケーションのグローバル一意識別子ですが、パブリケーション番号が一意となるのは特定のデータベース内においてのみです。 |
replicate_ddl |
int |
スキーマ レプリケーションがパブリケーションに対してサポートされているかどうかを示します。 0 = DDL ステートメントはレプリケートされません。 1 = パブリッシャで実行される DDL ステートメントはレプリケートされます。 詳細については、「パブリケーション データベースでのスキーマの変更」を参照してください。 |
allow_subscriber_initiated_snapshot |
bit |
サブスクライバがパラメータ化フィルタを使用して、パブリケーションのスナップショットを生成する処理を開始できることを示します。1 は、サブスクライバがスナップショット処理を開始できることを示します。 |
dynamic_snapshot_queue_timeout |
int |
パラメータ化フィルタを使用するときに、サブスクライバがスナップショット生成処理の開始までキューで待機する分数を指定します。 |
dynamic_snapshot_ready_timeout |
int |
パラメータ化フィルタを使用するときに、サブスクライバがスナップショット生成処理の完了まで待機する分数を指定します。 |
distributor |
sysname |
パブリケーションのディストリビュータの名前。 |
snapshot_jobid |
binary(16) |
サブスクライバによるスナップショット生成処理の開始が可能な場合のスナップショットを生成するエージェント ジョブを示します。 |
allow_web_synchronization |
bit |
パブリケーションで Web 同期が有効になっているかどうかを指定します。1 は、パブリケーションで Web 同期が有効になっていることを示します。 |
web_synchronization_url |
nvarchar(500) |
Web 同期で使用するインターネット URL の既定値を指定します。 |
allow_partition_realignment |
bit |
パブリッシャでの行の変更がパーティションの変更を伴う場合、削除をサブスクライバに送信するかどうかを示します。 0 = データは、サブスクライバで古いパーティションのまま残され、パブリッシャ側のこのデータに対する変更はサブスクライバにはレプリケートされません。ただし、サブスクライバ側で行われた変更はパブリッシャにレプリケートされます。 1 = 削除がサブスクライバに送信されることにより、サブスクライバのパーティションの一部ではなくなったデータの削除による、パーティション変更の結果が反映されます。 詳細については、「sp_addmergepublication (Transact-SQL)」を参照してください。
注
この値を 0 にした場合にサブスクライバに残されるデータは、読み取り専用データとして扱われる必要があります。ただし、これはレプリケーション システムで強制されるわけではありません。
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retention_period_unit |
tinyint |
retention を定義するときに使用する単位を指定します。次のいずれかの値をとります。 0 = 日 1 = 週 2 = 月 3 = 年 |
decentralized_conflicts |
int |
競合の原因となったサブスクライバで競合レコードを保存するかどうかを示します。 0 = 競合レコードはサブスクライバに保存されません。 1 = 競合レコードはサブスクライバに保存されます。 |
generation_leveling_threshold |
int |
1 回の生成に含まれる変更の数です。生成とは、パブリッシャまたはサブスクライバに配信される変更の集まりです。詳細については、「マージ レプリケーションで変更を追跡および列挙する方法」を参照してください。 |
automatic_reinitialization_policy |
bit |
自動再初期化を実行する前に、サブスクライバから変更をアップロードするかどうかを示します。 1 = 自動再初期化を実行する前に、サブスクライバから変更をアップロードします。 0 = 自動再初期化を実行する前に、サブスクライバから変更をアップロードしません。 |