sys.dm_fts_index_population (Transact-SQL)

現在実行中の、フルテキスト インデックス設定に関する情報を返します。

注意

SQL Server 2008 以降では、memory_addressoutstanding_batch_countstatusworker_count の各列の意味が変更されています。

列名

データ型

説明

database_id

int

設定中のフルテキスト インデックスを含むデータベースの ID。

catalog_id

int

フルテキスト インデックスを含む、フルテキスト カタログの ID。

table_id

int

フルテキスト インデックスを設定しているテーブルの ID。

memory_address

varbinary(8)

アクティブな設定を表すときに使用される内部データ構造のメモリ アドレス。

population_type

int

設定の種類。次のいずれかです。

1 = 完全設定

2 = タイムスタンプに基づく増分設定

3 = 追跡した変更の手動更新

4 = 追跡した変更のバックグラウンド更新

population_type_description

nvarchar(120)

設定の種類の説明。

is_clustered_index_scan

bit

設定では、クラスター化されたインデックスでのスキャンが行われるかどうかを示します。

range_count

int

インデックス設定が並列処理されたサブ範囲の数。

completed_range_count

int

処理が完了した範囲の数。

outstanding_batch_count

int

このインデックス設定で現在未解決のバッチの数。詳細については、「sys.dm_fts_outstanding_batches (Transact-SQL)」を参照してください。

status

int

設定の状態。注 : 状態によっては、一時的なものもあります。次のいずれかです。

3 = 開始

5 = 正常に処理中

7 = 処理を停止

たとえば、この状態は自動マージの進行中に発生します。

11 = 設定が中止されました

status_description

nvarchar(120)

設定の状態の説明。

completion_type

int

設定の完了の状態。

completion_type_description

nvarchar(120)

完了の種類の説明。

worker_count

int

この値は常に 0 です。

queued_population_type

int

現在のインデックス設定の次に設定が行われる場合、追跡した変更に基づく設定の種類。

queued_population_type_description

nvarchar(120)

次にインデックス設定が行われる場合、その説明。たとえば、CHANGE TRACKING = AUTO が設定されており、最初の完全設定が進行中の場合、この列には "Auto population" と表示されます。

start_time

datetime

設定を開始した時刻。

incremental_timestamp

timestamp

完全設定の開始タイムスタンプ。他の設定の種類の場合、この値は設定の進行状況を表す、最後にコミットされたチェックポイントの値になります。

権限

サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

物理結合

この動的管理ビューの重要な結合

リレーションシップのカーディナリティ

関連元

関連先

リレーションシップ

dm_fts_active_catalogs.database_id

dm_fts_index_population.database_id

一対一

dm_fts_active_catalogs.catalog_id

dm_fts_index_population.catalog_id

一対一

dm_fts_population_ranges.parent_memory_address

dm_fts_index_population.memory_address

多対一