[パブリケーションのプロパティ]、[スナップショット]

[パブリケーションのプロパティ] ダイアログ ボックスの [スナップショット] ページを使用すると、スナップショット形式、スナップショット フォルダの場所、およびスナップショットのアプリケーションの前後に実行するスクリプトを設定できます。スナップショット フォルダは、共有として指定する必要があり、エージェントがフォルダでファイルを読み書きするための十分な権限を持っている必要があります。このフォルダを適切に保護する方法の詳細については、「スナップショット フォルダのセキュリティ」を参照してください。

注意

変更する場合は、パブリケーションの新しいスナップショットが必要です。詳細については、「パブリケーションおよびアーティクルのプロパティの変更」を参照してください。

オプション

  • [スナップショットの形式]
    スナップショットの形式にネイティブ モードまたはキャラクタ モードを選択します。

    • すべてのサブスクライバが Microsoft SQL Server Compact 3.5 SP2 以外の Microsoft SQL Server のインスタンスである場合は、[ネイティブ SQL Server - サブスクライバはすべて SQL Server を実行しているサーバーである必要があります] を選択します。ネイティブ スナップショットの形式によってパフォーマンスが最適化されます。

    • いずれかのサブスクライバが SQL Server Compact 3.5 SP2 を実行している場合、または SQL Server 以外のバージョンのサブスクライバである場合は、[文字 - パブリッシャまたはサブスクライバで SQL Server が実行されていない場合は必須] を選択します。

  • [スナップショット ファイルの場所]
    スナップショット ファイルを格納する場所を選択します。既定の場所に格納するか、既定の場所ではなく代替位置に格納したり、既定の場所と代替位置の両方に格納したりできます。代替位置に格納されたファイルは圧縮できます。

    • パブリッシャに既定のスナップショット フォルダを使用する場合は、[ファイルを既定のフォルダに保存する] を選択します。このダイアログ ボックスでは、スナップショット フォルダの場所は読み取り専用です。パブリッシャのスナップショット フォルダの場所の変更は、[ディストリビュータのプロパティ] ダイアログ ボックスのみで行うことができます。詳細については、「既定のスナップショットの場所を指定する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。

    • 既定の場所の代わり、または既定の場所に加えて代替位置を指定する場合は、[ファイルを次のフォルダに保存する] を選択します。テキスト ボックスにパスを入力するか、[参照] をクリックしてその場所に移動します。スナップショットの代替場所のファイルを圧縮する場合は、[スナップショット ファイルをこのフォルダに圧縮] を選択します。他のサーバー、ネットワーク ドライブ、または CD-ROM やリムーバブル ディスクなどのリムーバブル メディアに代替位置を設定できます。詳細については、「スナップショット フォルダの代替位置」および「圧縮スナップショット」を参照してください。

  • [追加スクリプトの実行]
    サブスクライバでスナップショットが適用される前後で実行するスクリプトを指定します。[スナップショットの形式][文字] である場合は、スクリプトを指定できません。

    スクリプトはオプションです。スクリプトを使用すると、サブスクライバでのコマンドの実行や管理上の変更の適用を容易に行うことができます。スクリプトの実行の詳細については、「スナップショット適用前および適用後のスクリプトの実行」を参照してください。

    • [スクリプトをスナップショットの適用前に以下のスクリプトを実行] テキスト ボックスにパスを入力するか、[参照] をクリックしてスクリプトの場所を指定します。

    • [スナップショットの適用後に以下のスクリプトを実行] テキスト ボックスにパスを入力するか、[参照] をクリックしてスクリプトの場所を指定します。