FILEPROPERTY (Transact-SQL)
現在のデータベース内のファイル名とプロパティ名を指定したときに、指定されたファイル名のプロパティ値を返します。ファイルが現在のデータベースにない場合は NULL を返します。
構文
FILEPROPERTY (file_name ,property )
引数
file_name
プロパティ情報を返す基になる、現在のデータベースに関連付けられたファイルの名前を含む式を指定します。file_name のデータ型は nchar(128) です。property
返されるファイル プロパティの名前を含む式を指定します。property のデータ型は varchar(128) で、次のいずれかの値を指定できます。値
説明
戻り値
IsReadOnly
ファイル グループが読み取り専用であるかどうかを示します。
1 = TRUE
0 = FALSE
NULL = 入力は無効
IsPrimaryFile
ファイルがプライマリ ファイルであるかどうかを示します。
1 = TRUE
0 = FALSE
NULL = 入力は無効
IsLogFile
ファイルがログ ファイルであるかどうかを示します。
1 = TRUE
0 = FALSE
NULL = 入力は無効
SpaceUsed
指定したファイルで使用されている容量。
ファイルに割り当てられているページ数
戻り値の型
int
説明
file_name は、sys.master_files カタログ ビューまたは sys.database_files カタログ ビューの name 列に対応しています。
例
次の例では、AdventureWorks2008R2 データベース内のファイル名 AdventureWorks2008R2_Data の IsPrimaryFile プロパティに対する設定を返します。
USE AdventureWorks2008R2;
GO
SELECT FILEPROPERTY('AdventureWorks2008R2_Data', 'IsPrimaryFile')AS [Primary File];
GO
以下に結果セットを示します。
Primary File
-------------
1
(1 row(s) affected)