COL_LENGTH (Transact-SQL)
定義されている列の長さをバイト単位で返します。
構文
COL_LENGTH ( 'table' , 'column' )
引数
'table'
列の長さに関する情報を取得するテーブルの名前を指定します。table は nvarchar 型の式です。'column'
長さを取得する列の名前を指定します。column は nvarchar 型の式です。
戻り値の型
smallint
例外
エラーが発生した場合、または呼び出し元にオブジェクトの表示権限がない場合は、NULL が返されます。
SQL Server では、そのユーザーが所有しているか、または権限を与えられている、セキュリティ保護可能なアイテムのメタデータのみを表示できます。つまり、オブジェクトに対する権限がユーザーに与えられていない場合、メタデータを生成する組み込み関数 (COL_LENGTH など) が NULL を返す可能性があります。詳細については、「メタデータ表示の構成」および「メタデータ表示のトラブルシューティング」を参照してください。
説明
max 指定子 (varchar(max)) で宣言される varchar 型の列の場合、COL_LENGTH では値 -1 が返されます。
例
次の例では、varchar(40) 型と nvarchar(40) 型の列の値を返します。
USE AdventureWorks2008R2;
GO
CREATE TABLE t1
(c1 varchar(40),
c2 nvarchar(40)
);
GO
SELECT COL_LENGTH('t1','c1')AS 'VarChar',
COL_LENGTH('t1','c2')AS 'NVarChar';
GO
DROP TABLE t1;
以下に結果セットを示します。
VarChar NVarChar
40 80