災害からの復旧

災害から復旧するには、必要な代替ハードウェアを入手しインストールした後で、次の作業を行います

  1. Microsoft Windows プラットフォームをインストールし、適切な Service Pack を適用します。適切なドメイン機能が存在することを確認します。

  2. Microsoft SQL Server をインストールし、適切な Service Pack を適用します。master データベースのバックアップと msdb データベースのバックアップを復元します。master データベースを復元した後、サーバーを再起動します。

注意

master データベースを復元できない場合は再構築する必要があります。詳細については、「システム データベースの再構築」を参照してください。

  1. 適切なネットワーク ライブラリとセキュリティ モードに合わせて、サーバーを再構成します。

  2. SQL Server 構成マネージャを使用して、SQL Server インスタンスを適切に実行していることを確認します。実行していない場合は開始します。詳細については、「SQL Server のインスタンスを開始する方法 (SQL Server 構成マネージャー)」を参照してください。

  3. Windows アプリケーション ログを確認します。Windows コンピュータの名前を変更した場合は、sp_dropserversp_addserver を使用して、変更後のコンピュータ名を SQL Server のコンピュータ名と関連付けます。詳細については、「sp_dropserver (Transact-SQL)」および「sp_addlinkedserver (Transact-SQL)」を参照してください。

  4. 復旧計画に従って各データベースを復元および復旧します。

  5. システムが利用可能であることを確認します。基本機能スクリプトを実行し、正常に動作することを確認します。

  6. ユーザーによる通常使用の再開を許可します。