[データのフィルター選択] ダイアログ ボックス (モデル デザイナー)
[データのフィルター選択] ダイアログ ボックスを使用すると、レポートで返されるデータを制限できます。[データのフィルター選択] ダイアログ ボックスを開くには、ツール バーの [フィルター] ボタンをクリックするか、[レポート] メニューの [フィルター] をクリックします。
オプション
[エンティティ]
使用するエンティティに移動し、そこからエンティティまたはフィールドをフィルター領域にドラッグします。[フィールド]
フィルター条件に追加するフィールドを探します。そのフィールドをドラッグするか、ダブルクリックして、フィルター領域に追加します。[検索]
エンティティ内またはデータ ソース内の特定のフィールドを検出します。[詳細設定モード]
エンティティ間の詳細なリレーションシップを表示する場合にクリックします。こうしたリレーションシップを使用して、複雑なクエリを構築できます。[詳細設定モード] ボタンをクリックすると、次の 3 種類のロールが追加表示されます。反転ロール。反転ロールでは、エンティティのリレーションシップが関係元の方向にさかのぼって示されます。
参照エンティティ。参照エンティティは、目的のフィールドを 1 つだけ含むロールです。
選択したエンティティの直接の先祖から継承され、現在のエンティティの直接の先祖ではないエンティティ。
[新しい条件を追加するときに、個人用レポートのすべてのデータに適用する]
特定のインスタンスのリストに返されるデータを制限する場合は、このチェック ボックスをオフにします。このチェック ボックスがオフになっている場合、フィルターの作成時にベース エンティティの変更はできません。既定では、このチェック ボックスはオンになっています。
[新しいグループ] のオプション
[新しいグループ] ボタンをクリックし、次のオプションのいずれかをオンにすると、フィルター条件のグループを作成できます。
[すべてを満たす]
[すべてを満たす] をオンにした場合、論理フィルター グループの結果は、指定したすべての基準を満たしている必要があります。句と句の間に [AND] が自動的に挿入されます。[いずれかを満たす]
[いずれかを満たす] をオンにした場合、論理フィルター グループの結果は、指定した基準の少なくとも 1 つを満たしている必要があります。句と句の間に [OR] が自動的に挿入されます。[いずれも満たさない]
[いずれも満たさない] をオンにした場合、論理フィルター グループの結果は、指定した基準をいずれも満たしていない必要があります。自動的に句と句の間に [OR] が挿入され、また、グループ全体に対して論理否定が適用されます。[いずれかを満たさない]
[いずれかを満たさない] をオンにした場合、論理フィルター グループの結果は、指定した基準のいずれかを満たしていない必要があります。自動的に句と句の間に [AND] が挿入され、また、グループ全体に対して論理否定が適用されます。
[フィルター条件] のオプション
フィールドがフィルター画面にドラッグされると、そのフィールドに基づいてフィルター条件が自動的に作成されます。条件は、目的の結果を返すように調整できます。フィルター条件は、フィールド名 (またはエンティティ名)、演算子、および値の 3 つの部分で構成されます。演算子を変更するには、変更する操作をクリックし、使用する新しい演算子を選択します。値を指定するには、テキスト ボックス内に値を入力するか、一覧表示された値のうちフィルターで使用する値のチェック ボックスをオンにします。大量のデータが選択される可能性がある場合は、フィルターの構築に使用するフィールドまたはエンティティの値に対して事前フィルターを適用します。
フィールドとエンティティのオプション
フィルター領域に追加したフィールド名またはエンティティ名をクリックすると、次のオプションが表示されます。
[すべてを満たす <エンティティ名>]
指定した基準を満たす、エンティティのすべてのインスタンスを返します。このオプションは、エンティティがフィルター領域に追加された場合にのみ表示されます。[いずれかを満たす <エンティティ名>]
指定した基準を満たす、エンティティの任意のインスタンスを返します。このオプションは、エンティティがフィルター領域に追加された場合にのみ表示されます。[いずれも満たさない <エンティティ名>]
指定した基準に一致しない、エンティティのすべてのインスタンスを返します。このオプションは、エンティティがフィルター領域に追加された場合にのみ表示されます。[いずれかを満たさない <エンティティ名>]
指定した基準に一致しない、エンティティの任意のインスタンスを返します。このオプションは、エンティティがフィルター領域に追加された場合にのみ表示されます。[式として編集]
フィールド名をクリックするとこのオプションが表示されます。オンにすると、[式の定義] ダイアログ ボックスが開き、フィールドの式を編集できます。[プロンプト]
フィールド名をクリックするとこのオプションが表示されます。このオプションをオンにすると、レポートを使用するユーザーがレポート実行前に、フィールドに値を指定するよう求められます。たとえば、レポートを使用するユーザーが地域別のレポートを表示する場合を仮定してみます。[Territory] フィールドに対して [プロンプト] オプションをオンにした場合、このユーザーがレポート サーバーからレポートの実行を試みると、レポートの上部にプロンプトが表示され、区域の名前を入力するように求められます。既定値を設定する場合は、フィルター条件の領域に値を入力します。この値が入力されていない場合、ユーザーはレポートを実行する前に値を選択する必要があります。[条件の削除]
フィールド名をクリックするとこのオプションが表示されます。このオプションをオンにすると、フィルター画面からフィルター条件を削除できます。
比較演算子のオプション
比較演算子は、クリックするか表示されている一覧から選択して変更できます。既定の比較演算子は [が次の値に等しい] です。レポート ビルダーは、値と範囲の 2 種類の定義済みデータ型をサポートしています。定義済みの日付値は、単一の日付または時刻値を返します。定義済みの範囲値は、日付または時刻値の範囲を返します。
[否定]
この演算子は、指定した基準に一致しないデータを返すことを示しています。[否定] は、[より小さい]、[より大きい]、[以下]、および [以上] を除くすべての演算子に適用できます。[等しい]
指定した値に等しいデータを返します。[一覧にある]
複数の値を選択できるドロップダウン リスト形式の値を返します。[より大きい]
指定した値より値が大きいデータを返します。[以上]
指定した値以上の値を持つデータを返します。[より小さい]
指定した値より値が小さいデータを返します。[以下]
指定した値以下の値を持つデータを返します。[範囲指定]
指定した 2 つの値の間に値があるデータを返します。[値を含む]
指定した値を含んでいるデータを返します。この条件はテキスト値にのみ適用されます。[フィルターにある]
このオプションを使用すると、レポートに全体的なフィルターを適用する前にエンティティに適用するフィルターを指定できます。[フィルターが選択されていません]、[新しいフィルターの作成] を順にクリックして [データのフィルター選択] ダイアログ ボックスの新しいインスタンスを起動します。このオプションは、エンティティに基づくフィルター条件がフィルター領域に追加されている場合にのみ表示されます。[空である]
NULL 値を含んでいるデータを返します。[空白である]
値が指定されていないデータを返します。[空白または空である]
NULL 値を含んでいるデータ、または値が含まれていないデータを返します。[値に適合する]
指定したエンティティのインスタンスのデータを返します。[指定日付より後]
指定した日付より後のデータを返します。[指定日付以後]
指定した日付およびそれ以降のデータを返します。[指定日付より前]
指定した日付より前のデータを返します。[指定日付以前]
指定した日付およびそれ以前のデータを返します。[今日]
今日の日付の午前 0 時 (00:00:00 AM) のデータを返します。[今]
2008/11/30 10:45:22 AM など、現在の日付と時刻のデータを返します。[昨日]
今日の日付の前日のデータを返します。[明日]
今日の日付の翌日のデータを返します。[...日前]
今日から指定日数分だけさかのぼった日付のデータを返します。[...か月前]
現在の日付の月から指定月数分だけさかのぼった日付のデータを返します。[...四半期前]
現在の四半期から指定四半期数さかのぼった単一の日付のデータを返します。[...年前]
現在の年から指定年数さかのぼった期間のデータを返します。[今月の初日]
今日の日付に基づき、現在の月の最初の日付のデータを返します。[今四半期の初日]
今日の日付に基づいて現在の四半期の最初の日付のデータを返します。[今年の初日]
今日の日付に基づき、現在の年の最初の日付のデータを返します。[...日後]
今日の日付に指定の日数を足した期間のデータを返します。[...か月後]
今月から指定月数を足した月までの期間のデータを返します。[...四半期後]
現在の四半期から指定四半期数を足した四半期までの期間のデータを返します。[...年後]
今日の年に指定年数を足した日付のデータを返します。[今月の最終日]
今日の日付に基づき、現在の月の最後の日付のデータを返します。[今四半期の最終日]
今日の日付に基づき、現在の四半期の最後の日付のデータを返します。[今年の最終日]
今日の日付に基づき、現在の年の最後の日付のデータを返します。[過去 (n)]...[日間]
今日の日付を除く過去の指定日数分のデータを返します。[過去 (n)]...[日間 (今日を含む)]
今日を含む将来の指定日数分のデータを返します。[過去 (n)]...[か月間]
今月を除く過去の指定月数分のデータを返します。[過去 (n)]...[か月間 (今月を含む)]
現在の月を含む過去の指定月数分のデータを返します。[過去 (n)]...[四半期間]
現在の四半期を除く過去の指定四半期数分のデータを返します。[過去 (n)]...[四半期間 (今四半期を含む)]
現在の四半期を含む過去の指定四半期数分のデータを返します。[過去 (n)]...[年間]
今年を除く過去の指定年数分のデータを返します。[過去 (n)]...[年間 (今年を含む)]
今年を含む過去の指定年数分のデータを返します。[今後 (n)]...[月]
今日の日付に基づいて次のカレンダー月のすべての日のデータを返します。[今後 (n)]...[四半期]
今日の日付に基づいて次のカレンダー四半期のすべての日のデータを返します。[今後 (n)]...[年]
今日の日付に基づいて次のカレンダー年のすべての日のデータを返します。[今後 (n)]...[日間 (今日を含む)]
今日を含む将来の指定日数分のデータを返します。[今後 (n)]...[日間]
今日を除く将来の指定日数分のデータを返します。[今後 (n)]...[か月間 (今月を含む)]
今月を含む将来の指定月数分のデータを返します。[今後 (n)]...[か月間]
今月を除く将来の指定月数分のデータを返します。[今後 (n)]...[四半期間 (今四半期を含む)]
現在の四半期を含む将来の指定四半期数分のデータを返します。[今後 (n)]...[四半期間]
現在の四半期を除く将来の指定四半期数分のデータを返します。[今後 (n)]...[年間 (今年を含む)]
今年を含む将来の指定年数分のデータを返します。[今後 (n)]...[年間]
今年を除く将来の指定年数分のデータを返します。[前]...[月]
前のカレンダー月のすべての日のデータを返します。[前]...[四半期]
前のカレンダー四半期のすべての日のデータを返します。[前]...[年]
前年のすべての日のデータを返します。[前]...[日間 (今日を含む)]
今日の日付を含む過去の指定日数分のデータを返します。[前]...[日間]
今日の日付を除く過去の指定日数分のデータを返します。[前]...[か月間 (今月を含む)]
現在の月を含む過去の指定月数分のデータを返します。[前]...[か月間]
今月を除く過去の指定月数分のデータを返します。[前]...[四半期間 (今四半期を含む)]
現在の四半期を含む過去の指定四半期数分のデータを返します。[前]...[四半期間]
現在の四半期を除く過去の指定四半期数分のデータを返します。[現在の]...[月]
今日の日付に基づき、現在のカレンダー月のすべての日のデータを返します。[現在の]...[四半期]
今日の日付に基づき、現在のカレンダー四半期のすべての日のデータを返します。[現在の]...[年]
今日の日付に基づき、現在のカレンダー年度のすべての日のデータを返します。[今日まで]...[月]
月の最初の日付から現在の日付までのデータを返します。[今日まで]...[四半期]
四半期の最初の日付から現在の日付までのデータを返します。[今日まで]...[年]
年の最初の日付から現在の日付までのデータを返します。[昨年の同じ]...[月]
昨年の同じ月のすべての日のデータを返します。[昨年の同じ]...[四半期]
昨年の同じ四半期のすべての日のデータを返します。