sp_dropextendedproc (Transact-SQL)

拡張ストアド プロシージャを削除します。

注意

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに CLR Integration を使用してください。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dropextendedproc [ @functname = ] 'procedure' 

引数

  • [ @functname =] 'procedure'
    削除する拡張ストアド プロシージャの名前を指定します。procedure のデータ型は nvarchar(517) で、既定値はありません。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

なし

説明

sp_dropextendedproc を実行すると、sys.objects カタログ ビューからユーザー定義の拡張ストアド プロシージャ名が削除され、sys.extended_procedures カタログ ビューからエントリが削除されます。このストアド プロシージャは、master データベースでのみ実行できます。

SQL Server 2008 と SQL Server 2005 では、sp_dropextendedproc を実行してもシステム拡張ストアド プロシージャは削除されません。システム管理者は、拡張ストアド プロシージャに対する EXECUTE 権限を public ロールには与えないでください。SQL Server 2000 では、拡張ストアド プロシージャの削除に sp_dropextendedproc を使用できます。

sp_dropextendedproc は、トランザクション内部では実行できません。

権限

sp_dropextendedproc を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけです。

次の例では、xp_hello 拡張ストアド プロシージャを削除します。

注意

この拡張ストアド プロシージャは既に存在している必要があります。存在しない場合はエラー メッセージが返されます。

USE master;
GO
EXEC sp_dropextendedproc 'xp_hello';