ログ配布の管理
ログ配布を使用すると、トランザクション ログを 1 つのデータベース (プライマリ データベース) から別のデータベース (セカンダリ データベース) に常に送信できます。継続的にトランザクション ログをプライマリ データベースからバックアップし、セカンダリ データベースにコピーして復元することにより、セカンダリ データベースがプライマリ データベースとほぼ同期された状態で維持されます。配布先サーバーはバックアップ サーバーとして機能します。また、クエリ処理をプライマリ サーバーから 1 台以上の読み取り専用セカンダリ サーバーに再分配する手段が得られます。ログ配布は、完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルを使用しているデータベースで使用できます。
適用対象: SQL Server 2008 R2 以上のバージョン。
.gif "注意") 注 |
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SQL Server のどのエディションでログ配布がサポートされているかについては、「SQL Server 2008 R2 の各エディションがサポートする機能」を参照してください。 |
このセクションの内容
ログ配布のセカンダリへのフェールオーバー
セカンダリ データベースにフェールオーバーし、そのセカンダリ データベースをオンラインにする方法について説明します。プライマリとセカンダリ間のロールの切り替え
プライマリ データベースとセカンダリ データベースの役割を交換して手動でフェールオーバーする手順について説明します。クエリ処理でのセカンダリ サーバーの使用
セカンダリ データベースを使用して読み取り専用のクエリ処理を行う方法と、この操作によって生じるトレードオフについて説明します。復旧計画の一部としてのログ配布の使用
復旧計画の一部として完全なデータベース バックアップと共にログ配布のトランザクション ログ バックアップを保存する方法について説明します。ログ配布の削除
ログ配布構成を削除する手順について説明します。ログ配布テーブルとストアド プロシージャ
ログ配布で使用されるテーブルとストアド プロシージャについて説明します。ログ配布の管理方法に関するトピック (データベース エンジン)
ログ配布を設定および構成する方法について説明します。
関連項目