sp_help_targetserver (Transact-SQL)

すべての対象サーバーを一覧表示します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_help_targetserver 
     [ [ @server_name = ] 'server_name' ]

引数

  • [ @server_name= ] 'server_name'
    情報を返すサーバーの名前を指定します。server_name のデータ型は nvarchar(30) で、既定値は NULL です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

server_name を指定しない場合、sp_help_targetserver では次の結果セットが返されます。

列名

データ型

説明

server_id

int

サーバーの識別番号。

server_name

nvarchar(30)

サーバー名。

location

nvarchar(200)

指定したサーバーの場所。

time_zone_adjustment

int

グリニッジ標準時 (GMT) との時差 (時間単位)。

enlist_date

datetime

指定したサーバーの参加日。

last_poll_date

datetime

サーバーが最後にジョブをポーリングした日付。

status

int

指定したサーバーの状態。

unread_instructions

int

サーバーに未読の指示があるかどうか。すべての行がダウンロードされている場合、この列の値は 0 です。

local_time

datetime

対象サーバーのローカル日時。これは、マスタ サーバーが最後にポーリングを実行した時点の対象サーバーのローカル時間です。

enlisted_by_nt_user

nvarchar(100)

対象サーバーに参加した Microsoft Windows のユーザー。

poll_interval

int

ジョブをダウンロードし、ジョブ ステータスをアップロードするために、対象サーバーがマスタ SQLServerAgent サービスをポーリングする頻度 (秒単位)。

権限

このストアド プロシージャを実行するには、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバであることが必要です。

A. すべての登録された対象サーバーの情報を一覧表示する

次の例では、すべての登録された対象サーバーの情報を一覧表示します。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_help_targetserver ;
GO

B. 特定の対象サーバーの情報を一覧表示する

次の例では、対象サーバー SEATTLE2 の情報を一覧表示します。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_help_targetserver N'SEATTLE2' ;
GO