レポート サーバーのファイル共有の配信用に共有フォルダを作成する方法
ネットワーク接続を通じてアクセス可能な共有フォルダにレポートを配信するサブスクリプションを作成することができます。サブスクリプションが実行されると、レポート サーバーはサブスクリプションに指定された資格情報を使用して共有フォルダに接続し、共有フォルダにファイルを書き込みます。ファイルの配信を正常に実行するためには、共有フォルダに書き込みアクセス権を設定する必要があります。また、レポートへのアクセスを要求するユーザーは、共有フォルダの読み取り権限を持っている必要があります。
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共有フォルダに対して定義する共有権限は、NTFS のアクセス許可とは異なります。共有フォルダには、読み取り、変更、フル コントロールの各権限を割り当てることができます。フォルダにファイルを追加できる権限を確保するために、必ずフル コントロールを選択してください。フル コントロールを割り当てた後、NTFS アクセス許可を設定することで、全体的な権限を減らし、アカウントの権限を読み取りと書き込みのみに制限することができます。詳細については、TechNet Web サイトの「共有権限」を参照してください。 |
共有フォルダに権限を作成および設定するには
Windows エクスプローラで、フォルダを作成します。
フォルダを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[共有] タブで、[このフォルダを共有する] をクリックします。
共有名を指定します。既定では、フォルダ名が共有名に使用されます。
既定の値を使用しない場合は、開いている接続の数に対するユーザー制限を指定します。レポート サーバーに必要な接続数は 2 つですが、共有フォルダでレポートを開く追加のユーザーに対応できるように、十分な接続数を指定する必要があります。
[アクセス許可] をクリックします。
[追加] をクリックします。
共有フォルダへの書き込みアクセスを許可するユーザー アカウントを入力します。ファイル共有にレポートを配信するサブスクリプションでは、必ず、ファイルを配信先に追加する権限を持つアカウントのユーザー名とパスワードを指定します。共有フォルダには、サブスクリプション定義で使用するアカウントを指定する必要があります。
[OK] をクリックします。
アカウントを選択して、そのアカウントにフル コントロールを許可します。
その後共有フォルダでレポートを表示するユーザーに読み取り権限があることを確認します。既定では Everyone アカウントに読み取りアクセス許可が与えられますが、共有フォルダに対する読み取りアクセス許可を持つグループまたはユーザー アカウントを指定して、アクセスを制限できます。