環境ハンドルの割り当て
どの ODBC 関数をアプリケーションから呼び出す場合でも、呼び出す前に ODBC 環境を初期化して環境ハンドルを割り当てる必要があります。環境ハンドルはグローバルなコンテキスト ハンドルで、ODBC の他のハンドルのプレースホルダです。環境ハンドルを割り当てるには、HandleType パラメータを SQL_HANDLE_ENV に、InputHandle を SQL_NULL_HANDLE に設定して SQLAllocHandle を呼び出します。
環境ハンドルを割り当てたら、使用する ODBC 関数呼び出しのバージョンを指定する環境属性を設定する必要があります。ODBC 3.x 関数を使用するには、Attribute パラメータを SQL_ATTR_ODBC_VERSION に、ValuePtr を SQL_OV_ODBC3 に設定して SQLSetEnvAttr を呼び出します。