SMTP 接続マネージャ
SMTP 接続マネージャを使用すると、パッケージから簡易メール転送プロトコル (SMTP) サーバーに接続できます。MicrosoftSQL ServerIntegration Services に含まれるメール送信タスクでは、SMTP 接続マネージャを使用します。
SMTP 接続マネージャをパッケージに追加すると、Integration Services によって、実行時に SMTP 接続を解決する接続マネージャが作成され、接続マネージャのプロパティが設定され、接続マネージャのパッケージの Connections コレクションに追加されます。接続マネージャの ConnectionManagerType プロパティは、SMTP に設定されます。
SMTP 接続マネージャは、次の方法で構成できます。
接続文字列を指定します。
SMTP サーバーの名前を指定します。
使用する認証方法を指定します。
重要 SMTP 接続マネージャでは、匿名認証と Windows 認証のみがサポートされています。基本認証はサポートされていません。
電子メール メッセージを送信する場合に、SSL (Secure Sockets Layer) を使用して通信を暗号化するかどうかを指定します。
Microsoft Exchange を SMTP サーバーとして使用する場合に、Windows 認証を使用するには SMTP 接続マネージャの構成を必要とする場合があります。未認証の SMTP 接続を許可しないように Exchange サーバーを構成できます。
SMTP 接続マネージャの構成
プロパティを設定するには SSIS デザイナから行うか、またはプログラムによって設定します。
SSIS デザイナで設定できるプロパティの詳細については、「SMTP 接続マネージャ エディタ」を参照してください。
プログラムによる接続マネージャの構成の詳細については、「ConnectionManager」および「プログラムによる接続の追加」を参照してください。
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