失敗したパッケージを再開するためのチェックポイントを構成する方法

チェックポイントを有効にするプロパティを設定すると、パッケージ全体を再実行するのではなく、障害が発生した時点からパッケージを再開するように Integration Services パッケージを構成できます。チェックポイントの使用の詳細については、「パッケージでのチェックポイントの使用」を参照してください。

注意注意

同じパッケージでチェックポイントとトランザクションを使用すると、予期しない結果が生じる可能性があります。たとえば、パッケージが失敗してチェックポイントから再開した場合、既に正常にコミットされているトランザクションがパッケージで繰り返し実行される可能性があります。

パッケージを再開するように構成するには

  1. Business Intelligence Development Studio で、構成するパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。

  3. [制御フロー] タブをクリックします。

  4. 制御フローのデザイン画面の背景で任意の場所を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  5. SaveCheckpoints プロパティを True に設定します。

  6. CheckpointFileName プロパティにチェックポイント ファイルの名前を入力します。

  7. CheckpointUsage プロパティを、次の 2 つの値のどちらかに設定します。

    • チェックポイントから常にパッケージを再開するには、Always を選択します。

      重要な注意事項重要

      チェックポイント ファイルが使用できない場合はエラーが発生します。

    • チェックポイント ファイルが使用できる場合のみパッケージを再開するには、IfExists を選択します。

  8. パッケージが再開できる地点のタスクおよびコンテナを構成します。

    • タスクまたはコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

    • 選択した各タスクとコンテナの FailPackageOnFailure プロパティを True に設定します。